2006年07月14日
あす開幕夏の高校野球山口大会
市内4校の戦力紹介
第88回「全国高校野球選手権山口大会」が、あす15日に開幕する。山口勢は、開幕日の午後0時20分から下関球場で西京高校が萩商業高校と対戦。17日には、午前10時から山口県鴻城高校が下関中等教育学校、12時20分から山口高校が豊北高校、佐波高校が徳山高校と、それぞれ宇部市民球場、下関球場、周南市野球場で対戦する。
6月からチームに自力狙うはあくまで甲子園 西 京
昨年のレギュラーが少なく経験に欠けるチームだったが、6月に主戦を濱崎に固定してからは、「戦い方のスタイルと自力が生まれた」と西村監督。
崎は右の本格派。130㌔台のストレートを軸に、スライダー、カーブを織り交ぜ丁寧にコースを突いていく。急成長を遂げている1年生左腕井上や右田、井藤など投手陣は豊富だ。
打撃陣はリードオフマンで俊足巧打の橋本と、シェアな打撃が光る4番の右田がけん引。スモールベースボールを掲げ、切れ目の無い打線を目指す。
初戦はくしくも昨年と同じ萩商業高校。「相手に不足はない。ここを乗り切り狙うは甲子園」とチームの意気は上がる。
打撃練習に力まずは初戦突破! 県鴻城
春季県大会、会長旗大会はいずれも初戦敗退と、今年に入ってまだ公式戦での勝ち星がない。東監督は「精神的にやや弱いところがあるが、その課題を克服するため皆必死に努力してきた」と力を込める。
得点力アップを目指し、コーチが提案した新メニュー“1・3㌔のバットで早打ち500本”を取り入れるなど、練習の9割を打撃に当てた。春に比べて確実に力をつけてきており、初戦の下関中等教育学校との対戦では「末永、吉田、田中のクリーンアップが爆発すれば勝ち目もある」と東監督。
主戦の福田は右上投の本格派。持ち味は130㌔を超えるストレートで、右横投の川本とともに相手打線を抑え、味方打線の援護を待つ。
投打ともレベルアップ 投手2本柱とつなぎの打線 山 口
2回戦で敗退した05年の山口大会以降は投手陣の強化を徹底。右上投・藤井と右横投・宮内が期待通りに成長し、2本柱が確立した。2人とも外角への制球が良く、安定度の高さが魅力だ。
春季県大会などでは、試合で細かなミスが目立っていたが、大会が近づくにつれ、選手たちに落ち着きが見られるようになり、一つひとつのプレーに確実性が増した。特に、つなぎを意識した切れ目のない打線は、長打がなくとも相手投手にとって十分脅威だ。練習試合を通じても、レギュラーの平均打率が3割5分と好調を維持している。
藤井監督は「チーム全体がどっしりと構えて良い雰囲気。全力を尽くして良い結果につなげたい」と初戦を楽しみにしている。
これからのチーム 来年に向けて健闘を目指す 佐 波
部員10人、3年生のいない若いチーム。学校全体の学生不足から野球部員も年々減少している。昨年秋の大会、今年の春の大会はメンバーが足りず欠場。しかし春に元気な新1年生が入部し、会長旗大会には出場することができた。夏の大会を前に3人が骨折するなど、一時は出場を断念せざるを得ない状況に追い込まれたが、順調に回復。ただ一人の2年生でキャプテンの吉田を中心に一生懸命練習を積んでおり、初戦突破を目指す。高松監督は「他チームに比べ、技術も精神力もまだまだ未熟。参加することで、野球のおもしろさ、そして特に厳しさ、怖さを体感してもらい、来年以降のやる気につなげて欲しい」と話している。
第88回「全国高校野球選手権山口大会」が、あす15日に開幕する。山口勢は、開幕日の午後0時20分から下関球場で西京高校が萩商業高校と対戦。17日には、午前10時から山口県鴻城高校が下関中等教育学校、12時20分から山口高校が豊北高校、佐波高校が徳山高校と、それぞれ宇部市民球場、下関球場、周南市野球場で対戦する。
6月からチームに自力狙うはあくまで甲子園 西 京
昨年のレギュラーが少なく経験に欠けるチームだったが、6月に主戦を濱崎に固定してからは、「戦い方のスタイルと自力が生まれた」と西村監督。
崎は右の本格派。130㌔台のストレートを軸に、スライダー、カーブを織り交ぜ丁寧にコースを突いていく。急成長を遂げている1年生左腕井上や右田、井藤など投手陣は豊富だ。
打撃陣はリードオフマンで俊足巧打の橋本と、シェアな打撃が光る4番の右田がけん引。スモールベースボールを掲げ、切れ目の無い打線を目指す。
初戦はくしくも昨年と同じ萩商業高校。「相手に不足はない。ここを乗り切り狙うは甲子園」とチームの意気は上がる。
打撃練習に力まずは初戦突破! 県鴻城
春季県大会、会長旗大会はいずれも初戦敗退と、今年に入ってまだ公式戦での勝ち星がない。東監督は「精神的にやや弱いところがあるが、その課題を克服するため皆必死に努力してきた」と力を込める。
得点力アップを目指し、コーチが提案した新メニュー“1・3㌔のバットで早打ち500本”を取り入れるなど、練習の9割を打撃に当てた。春に比べて確実に力をつけてきており、初戦の下関中等教育学校との対戦では「末永、吉田、田中のクリーンアップが爆発すれば勝ち目もある」と東監督。
主戦の福田は右上投の本格派。持ち味は130㌔を超えるストレートで、右横投の川本とともに相手打線を抑え、味方打線の援護を待つ。
投打ともレベルアップ 投手2本柱とつなぎの打線 山 口
2回戦で敗退した05年の山口大会以降は投手陣の強化を徹底。右上投・藤井と右横投・宮内が期待通りに成長し、2本柱が確立した。2人とも外角への制球が良く、安定度の高さが魅力だ。
春季県大会などでは、試合で細かなミスが目立っていたが、大会が近づくにつれ、選手たちに落ち着きが見られるようになり、一つひとつのプレーに確実性が増した。特に、つなぎを意識した切れ目のない打線は、長打がなくとも相手投手にとって十分脅威だ。練習試合を通じても、レギュラーの平均打率が3割5分と好調を維持している。
藤井監督は「チーム全体がどっしりと構えて良い雰囲気。全力を尽くして良い結果につなげたい」と初戦を楽しみにしている。
これからのチーム 来年に向けて健闘を目指す 佐 波
部員10人、3年生のいない若いチーム。学校全体の学生不足から野球部員も年々減少している。昨年秋の大会、今年の春の大会はメンバーが足りず欠場。しかし春に元気な新1年生が入部し、会長旗大会には出場することができた。夏の大会を前に3人が骨折するなど、一時は出場を断念せざるを得ない状況に追い込まれたが、順調に回復。ただ一人の2年生でキャプテンの吉田を中心に一生懸命練習を積んでおり、初戦突破を目指す。高松監督は「他チームに比べ、技術も精神力もまだまだ未熟。参加することで、野球のおもしろさ、そして特に厳しさ、怖さを体感してもらい、来年以降のやる気につなげて欲しい」と話している。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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