2006年07月19日
山口祇園祭 中心商店街では夜市やイベント

山口の夏祭りのトップを飾る「山口祇園祭」が、あす20日に始まる。期間中は初日の例祭・御神幸、鷺の舞から27日(木)の御還幸まで、8日間にわたって神事が繰り広げられる。中日にあたる24日(月)には総踊り「やまぐちMINAKOIのんた」があり、「大内のお殿様」の正調曲に合わせ約千人が踊りを披露する。また、中心商店街では20日と24日、27日に夜市が開かれる。この3日間は、午後7時から10時まで中市~西門前と早間田の大隅タクシー前~裁判所前が車両通行止めとなる。
初日の20日午後6時からは、八坂神社境内で「浦安の舞」が奉納される。この舞は、1940年の紀元2600年奉祝祭のため全国の神社に奉納された神楽舞で、扇の舞と鈴の舞の2部で構成されている。今年は、白石小5年の大原範子さん、岡田遥佳さん、金谷梨加さん、新谷華世さんの4人が優雅な舞を披露する。
続いて、県指定無形民俗文化財「鷺の舞」を奉納。7時には、祇園囃子を演奏する10~60歳代までの有志約30人を乗せた山鉾を先導に、大殿、白石、宮野地区の町内や企業、団体などの有志約400人が裸坊で八角(手名槌命・足名槌命)、六角(素戔鳴命)、四角(稲田姫命)の三体の神輿を担いで境内を出発。山口駅通りの御旅所まで巡行する。御旅所でも午後9時から浦安の舞と鷺の舞を奉納する。
一方「子どもみこし」は、6時半にNacを出発。子どもたちが元気いっぱいに神輿を担ぐ。
24日は「御中日祭」として午後8時に御旅所で浦安の舞を奉納。26日(水)午後7時には少林寺拳法山口西京道院の会員が、少林寺拳法の演武を奉納する。
祭りの最終日となる27日の「御還幸」には、恒例となった「女みこし」が登場。はっぴ姿の女性たちが、一番軽い四角を担ぎ、午後7時半に御旅所を出発、八坂神社に還る。なお、後日「女みこし」巡行の写真コンテストも実施される。
祭りに合わせて中心商店街では、20日、24日、27日をメーンに夜市を開催。中市ではNacを中心に輪投げ、かき氷、ビンゴゲーム、米屋町はみずほ銀行と山口銀行米屋町支店の間の広場で金魚すくいやヨーヨー釣り、道場門前はどうもん広場で、焼き鳥やビール・ジュースの販売、ビン起こしゲームといったイベントを行う。24日午後1時と3時からは同広場で「ゆかいなピエロのパフォーマンスショー」もある。
なお、20日から27日まで御旅所で、自転車や電子レンジなどが当たる「鷺替福引き」(空くじなし)が行われる。1枚200円。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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