アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 89人

店長情報 トップページ
店長情報

2006年08月18日

宮野の主婦浜崎さん 小説短編集を出版

宮野の主婦浜崎さん 小説短編集を出版

 宮野上の主婦・浜崎勢津子さん(63)がこのほど、短編小説をまとめた「路子と徹」(四六判、327㌻、1575円)を自費出版した。
 浜崎さんは、玖珂町(現岩国市)出身。中学生の頃から文学に興味を持ち、文芸クラブなどで執筆活動を始めた。県立高森高校卒業後は、山口大学文理学部国文科に進み、学生運動に参加する一方で、同大の文化会「山大文芸」に社会を風刺する小説を寄せた。その後結婚、出産を経て、育児中は一時執筆活動を中断。しかし子育てが一段落してからは、塾講師、高校の講師などをしながら再びペンを執り同人誌「文芸山口」に投稿する小説を書き始めた。
 「学生運動に参加した影響で社会に自然に目が向くようになり、日常生活の中で題材を探す」と語るように、不倫や性、少年犯罪など世相を反映した社会問題を取り上げた作品が多い。今回の本には、文芸山口への寄稿用に書きためた小説40作品の中から02~05年の間に書いた13作品を収録している。タイトルにもなっている「路子と徹」は、恋人同士で子どももできたにもかかわらず結婚できなかった2人が、互いに歳を取って再会。別れるに至った経緯を穏やかに振り返るというストーリー。男女関係の繊細な機微を女性の視点から絶妙にとらえている。他の12作品も同人誌などで高い評価を得た力作ぞろいだ。ワープロソフトが普及する中、あくまでも手書きにこだわる浜崎さんは「消しゴムのかすが積もるほど、推敲に推敲を重ねた作品ができあがった時が最高にうれしい」と笑顔で話す。今後も残りの作品をまとめて出版する意向だ。
 本の購入に関する問い合わせは浜崎さん(083-924-6073)へ。


同じカテゴリー(ニュース)の記事画像
7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内
7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場
7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催
明治維新鴻業の発祥地、山口 今年は大村益次郎遭難から150年(185)大村益次郎
山口メセナ倶楽部 メセナ大賞は山口萩焼作家協会に
7月13日 「山頭火」を堪能しながら夕涼み 金光酒造で「ヒヤガーデン」
同じカテゴリー(ニュース)の記事
 7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内 (2019-07-27 00:00)
 7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場 (2019-07-27 00:00)
 8月18日まで 「香月泰男のシベリア・シリーズ」展 山口県立美術館で (2019-07-27 00:00)
 7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催 (2019-07-27 00:00)
 8月31日まで あなたもオリンピックに参加できる! 山口県聖火ランナー募集中 (2019-07-27 00:00)
 【1行記事】 (2019-07-27 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。