アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 67人

店長情報 トップページ
店長情報

2006年08月25日

周布町の資源物ステーション

周布町の資源物ステーション

設置から1年、回収量100㌧に

稼働を開始して、約1年が経過した。分別に関して一部違反はあるものの、資源ごみの回収量は月に100㌧を超えており、わずかだが可燃・不燃ごみの減量にもつながっているようだ。

 同ステーションができるまで、旧山口市では資源ごみは基本的に、町内の各ステーションで月1回(プラスチック容器包装は週1回)しか収集されておらず、時間も慌ただしい早朝の2時間程度と限られていた。このため、出し忘れたり、間に合わなかったりするケースも少なくなく、そうした場合は翌月の収集日まで待つか、大内御堀の市リサイクルプラザ(火~日曜日の午前9時から午後4時半まで受け付け)に持ち込むしかなかった。
 設置当初は認知度が低く利用者も少なかったが、口コミなどで徐々に市民に浸透し、現在では特に土曜日から月曜日にかけての日中、ステーションにはひっきりなしに車が出入りしている。24時間いつでも使え、車を止めて10㍍も歩かずに各資源ごみを出せるといった利便性の高さから、昨年7月には約45㌧だった収集量が今年7月には103㌧と2倍以上に増加。これは、山口市全体の資源物処理量の14・4%に相当する。
 品目別では、新聞や雑誌、段ボール、ビンが多く、夏場はペットボトルも増えている。週1回は利用するという50歳の会社員女性は「以前は仕事のため決められた日に出せないで、2カ月分たまることもよくあった。自分の都合で出せるステーションができて本当に助かっている」と話す。
 しかし、その一方で、食器や運動靴、パソコンといった不燃物や生ごみなどの違反物が1週間に300㌔近く出されているのも事実。「せっかくこんな場所を作ってもらったのに、一部の人のマナー違反で使えなくなるのでは」と、毎日ステーションを利用している60歳代の女性は懸念する。週に3日、清掃や維持管理を担当しているシルバー人材センターの鰐石光男さん(74)は「大半の人がきちんとルールを守ってくれており、違反物を出すのは一部の人。この程度は仕方ないとも思っているが、新聞紙をビニールでなくきちんと紙ひもで結ぶとか、ビンの色を分けるとか基本的なことは守ってもらいたい」という。
 ステーションができた昨年、それまで増加傾向にあった可燃・不燃ごみの市民一人当たりの年間排出量は、わずかではあるが減少。市ごみ減量推進課は「一概にステーションができたことだけが理由とはいえない」としつつも、「今後も市民一人ひとりが再資源化への意識を高く持って、面倒くさがらずに分別を続けてもらえば、市全体の可燃・不燃ごみの減量につながるはず」と話す。
 なお、市内には資源ごみの持ち込みができる場所として、ほかに小郡資源物ストックヤード(旧小郡町区域対象)、阿知須ストックヤード(旧阿知須町区域対象)、秋穂の市青江ストックヤード、今月できた徳地ストックヤードがあるが、今年度中には新しく小郡総合支所の敷地内に、周布町と同様の24時間ステーションが設置される予定だ。

リサイクルプラザ 22日から作業を効率化
 大内御堀の市リサイクルプラザは、利便性の向上を目指し、今月22日からごみ出しに関する作業の効率化を開始した。
 これまで個人でごみを持ち込む場合、事務所までカードを取りに行って車ごと計量器に乗り、ごみを出した後も計量器で重さを量り、最後に使用したカードを事務所まで返しに行かなければならなかった。22日からは、この一連の作業を省いて直接ごみが出せるようになった。

投書 ごみ出しのルール守って!
 最近粗悪な不法投棄が目立ち、困惑しています。わたしが立哨を務める元町市営住宅前の回収ステーションでは、「決められたごみ以外の投棄」「時間外の投棄」などの問題が後を絶ちません。ルールを守らないのはどうやら、他の地域からやってきて捨てる人のようです。自分の地域での出し忘れや、通勤路であるなど立地の利便性が大きな要因で、その内の大半が時間外にこっそり出しています。また広報や回覧板などでマナー向上を促しているものの、回覧板の届かない学生アパートなどでは周知が行き届いておらず、決まりを知らずに捨てている人も多いようです。
 これらを受けてわたしは行政に何度も対応を陳情しているのですが一向に改善されません。きちんとしたシステムの構築でごみの分別や資源としての再利用が根付いてきたのも事実。一部の心ない人の行為で水を差されるのは残念でなりません。
      (匿名希望)


同じカテゴリー(ニュース)の記事画像
7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内
7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場
7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催
明治維新鴻業の発祥地、山口 今年は大村益次郎遭難から150年(185)大村益次郎
山口メセナ倶楽部 メセナ大賞は山口萩焼作家協会に
7月13日 「山頭火」を堪能しながら夕涼み 金光酒造で「ヒヤガーデン」
同じカテゴリー(ニュース)の記事
 7月28日・8月 懐かしい顔ぶれとの再会を 市内各高校 同窓会案内 (2019-07-27 00:00)
 7月27日 山口祇園祭「御還幸」 女神輿も登場 (2019-07-27 00:00)
 8月18日まで 「香月泰男のシベリア・シリーズ」展 山口県立美術館で (2019-07-27 00:00)
 7月27日、28日 子ども向け科学教室も 太陽光発電と蓄電池のイベント開催 (2019-07-27 00:00)
 8月31日まで あなたもオリンピックに参加できる! 山口県聖火ランナー募集中 (2019-07-27 00:00)
 【1行記事】 (2019-07-27 00:00)
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。