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2006年10月13日

宗家のひ孫、吟に初挑戦 22日寶心流秋季吟詠大会

宗家のひ孫、吟に初挑戦 22日寶心流秋季吟詠大会

 「少年老い易く 学成り難し 一寸の光陰 軽んず可からず 池塘春草の夢 未だ覚めず 階前の梧葉 已に秋声」――過ぎ行く時の無情さと大切さを歌いあげた朱熹の名詩「偶成」。この詩を暗記して、大きな声で吟じる2人のかわいらしい子どもがいる。22日(日)午後0時半から、熊野町の防長苑で行われる寶心流吟道寶水会「秋季吟詠大会」(入場無料、サンデー山口など後援)で、同会宗家の木原寶心さんのひ孫・岡本法佳ちゃん(5)と太甫くん(3)が、吟詠に初チャレンジする。

 2人が吟詠を覚え始めたのは半年前。吟詠人口の減少と高齢化が進む中、木原さんが「一人でも多くの愛好家を増やしていきたい」と、ひ孫の法佳ちゃんに歌ってみせたのがきっかけだ。
 下松に住む法佳ちゃんは、テープに録音してもらった「偶成」を家で何度も聞き、耳で覚えていった。すると、それをいつも隣で聞いていた弟の太甫くんも、声に出して吟じるように。それ以降2人は、毎週水曜日に宮野の木原さん宅に行き、言葉のアクセントや子音から母音へのつなげ方などポイントを教わっている。
 今では2人とも「偶成」を暗記し、節をつけて大きな声で披露できるまでに上達。週に1回の練習日を心待ちにしているという法佳ちゃんは「吟が大好き。覚えるのがとても楽しかった」と元気よく話し、木原さんは「こんなにうれしいことはない。今後は吟じるだけでなく、その言葉の意味も教えていきたい」と話している。
 なお、14回目となる大会では2人の発表に加え、同会会員らによる吟詠の発表やナレーターの説明を入れて分かりやすくした構成吟がある。今回の構成吟は、嘉川在住の矢儀寶珠(保子)さんが手がけた「生きていく私~宇野千代の文学と人生」。岩国市が生んだ女流作家・宇野千代を、木原さんが節をつけた吟や舞で紹介する。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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