2006年10月20日
コントラクトブリッジ始めませんか?

世界で愛されるトランプゲーム
主婦の田中久美子さん
国文祭生活文化総合フェスで披露
世界130カ国、一億人の愛好者がいると言われる「コントラクトブリッジ」をご存じだろうか? 2人でペアになり、4人でプレーするカードゲームで、トランプを使うゲームの中では最も競技人口が多く、欧米では紳士、淑女のたしなみとして古くから親しまれている。8月、浜松市で行われた「文部科学大臣杯」で中国地方代表チームの一員として準優勝した鰐石町在住の主婦・田中久美子さん(52)は、「山口でもブリッジ人口を増やしたい。国民文化祭で披露するのでぜひ、見に来てほしい」と呼びかけている。
コントラクトブリッジとは、4人一組(数グループ)で行う7分程度のゲーム。対面の相手とペアを組み、13巡するうちに、強いカードを出して何回宣言(コントラクト)通りトリック(4枚のカード)をとれるかを競う。平均2時間半をかけて数セット行い、最終的にほかのグループとポイントを競い合う。
田中さんがブリッジに出会ったのは、夫の転勤で香港に移り住んだ38歳の時。友人に「おもしろいトランプゲームがあるから一緒にやろう」と誘われたのだ。最初は、ルールを覚えるのに苦労したが、徐々に知的でおしゃれなブリッジにはまっていったという。それから2年間は香港で、10年間は東京で週に2、3日クラブに通い、楽しみながら腕を磨いた。「ブリッジの魅力は、チェスや囲碁、将棋と同じようにルールが世界共通ということ。また、初心者でもベテランに勝てる可能性があるし、一人ではなく、パートナーと協力しあってやるところがおもしろい」と田中さん。
現在、日本コントラクトブリッジ連盟に所属する会員は6568人(06年7月31日現在)。東京では毎日のようにどこかのクラブで試合が開かれているが、山口ではコントラクトブリッジの知名度は低く、名前も聞いたことがないという人がほとんどだ。3年前に山口に越してきた田中さんは、ブリッジ仲間が市内にはいないため、今は月に3日程度広島のクラブに通い、それ以外はインターネットで試合を行っている。
田中さんは、11月3日(祝)から12日(日)まで吉敷の県スポーツ文化センターで開かれる国民文化祭「生活文化総合フェスティバル」に出場。同連盟の会員ら4人でデモンストレーションを行うほか、誰でも簡単にできる「ミニブリッジ」を指導する。「興味を持った人は、ぜひ足を運んでほしい。ルールを覚えて、一緒に“社交性”を磨きませんか?」と話している。
問い合わせは田中さん(TEL083-928-0945)へ。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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