2006年11月03日
市内各地でも多数の催し

きょう3日から12日(日)まで「第21回国民文化祭・やまぐち2006」が開催され、テーマ「やまぐち発 心ときめく文化維新」のもと県内各地で数多くのイベントが行われる。市内でも、阿知須のきらら元気ドームで開かれる開会式と閉会式、パークロードや駅通りを練り歩くオープニングパレードのほか、市主催や公募事業などさまざまなイベントが催される。
国民文化祭全事業のうち、市内では、開会式・閉会式とパレードのほかに、県・市主催の12事業、一般公募の6事業、「子ども夢プロジェクト」による5事業が行われる。これらの内容については、国民文化祭県実行委員会などが発行している「総合プログラム」や「ガイドブック」が詳しい。
しかし、各事業に合わせる形で自治体などにより独自に企画・準備が進められたイベントもあり、ガイド本では紹介されていないものも存在する。ここに紹介する四つはほんの一例。こうしたイベントとの出会いも国民文化祭へ参加する楽しみのひとつだ。
オリジナル洋菓子
限定販売
3日午前11時から、米屋町商店街のみずほ銀行前で山口調理師専門学校製菓衛生師科の学生20人によって、洋菓子「サビエルおじさんのチーズケーキ」(1個300円)が100個限定で販売される。サビエル生誕500年をテーマに、学生たちが国民文化祭に合わせて菓子作りに取り組んできたもの。材料、菓子名などはすべて学生によるアイデアだ。山口県産ミカンの風味とスペイン産ナッツの食感を同時に楽しむことで、山口とサビエルとの交流が表現されている。
デニム
デザインコンテスト
「ファッションフェスティバル~山口発! デニムファッションを世界へ」は、デニムを生かした山口発のファッション文化を新たに創造しようとするもの。3日から5日(日)まで、同事業内のプログラム「街じゅうデニム」が中心商店街一帯で開催される。
期間中、どうもん広場では、「デニムDEどうもん デザインコンテスト」が行われ、参加者それぞれによって加工された100点のデニムが並ぶ。このイベントは、山口道場門前商店街組合が市内のジーンズメーカー・ブルーウェイの協力を受けて独自に企画したもの。来場者による人気投票を行い、最優秀賞1点、入賞9点を選出。結果は、11日(土)に同広場で発表される。裁断、裁縫、染織、刺しゅう、装飾など、加工については一切制限が設けられておらず、参加者たちの自由な発想によるデザインに注目だ。
リバーナイトキャンドル
「街なか生活文化祭・アートふる山口」会場内を流れる一の坂川河川敷で、「アートふるリバーナイトキャンドル」が3日から11日(土)まで毎晩行われる。
琴水橋から亀山橋にかけての河川敷に2006本の竹灯ろうが設置され、期間中は午後5時半から10時まで明かりがともされる。3日には、中河原町のC・S赤れんが前で午後5時半から点火式が開かれる。
徳地フェスティバル
「里山文化祭」会場の徳地では、5日午前9時から午後4時まで、市徳地山村開発センターで「第15回徳地フェスティバル2006」が開催される。雨天決行。
佐波高校吹奏楽部の演奏、大道芸ジャグリングショー、和牛1頭分バーベキュー、もちまきなどさまざまなイベントが行われる。目玉は、里山文化祭を記念して午前11時から千人限定で振る舞われる1杯100円のマツタケ汁。阿知須でイベントなどに活用 る「あじすジャンボ釜」(同釜保存会所有)が調理のために持ち込まれ、約30㌔もの徳地産マツタケが用意される。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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