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2006年11月04日

湯田で初の朝市 「魅力ある観光地に」

湯田で初の朝市 「魅力ある観光地に」

 あす5日午前7時から10時まで、湯田温泉の湯の町商店街で、朝市が開かれる。主催の湯田温泉商店街振興組合・湯田地区商工振興会は「湯田で朝市を開くのは初めて。国民文化祭で全国から訪れる宿泊客に、湯田の魅力をPRできれば」と意気込んでいる。

 本格的に朝市開催の話が持ち上がったのは、9月初旬。以前から旅館関係者の間で「宿泊客が、朝どこにも行くところがない」という声があがっていたことから、国民文化祭を機に、湯田温泉を活性化させようと実施することに。同組合の都濃建一理事長や同振興会の竹中佳之副会長が中心となって商店街の意思統一を図り、準備を進めてきた。
 朝市を開く湯の町商店街は、中原中也記念館から湯田郵便局前までの約170㍍の区間。当日は、午前6時から11時まで車両の通行を規制して「歩行者天国」にする。
 朝市には、原田酒舗や松田松栄堂、木南商店、岸本青果店など、商店街の13店舗が午前7時から店を開けるほか、温泉堂やアリィー、椹野川漁協といった商店街以外の7店舗・団体も出店。タケヤ商店前駐車場などの特設会場やWAIWAI村前に設置するレストコーナーと合わせ、朝市には地酒やういろう、萩焼、湯田温泉グッズなどさまざまな商品が並ぶ。また、岸本青果店前駐車場ではくじ引き(先着千人)を実施。地酒やかまぼこ、鮎製品など豪華賞品を用意している。
 都濃理事長は「宿泊客には山口ならではのお土産を買ってもらい、地元消費者には湯田の魅力を再発見してほしい。多くの人が足を運んでくれれば商業力も増し、地域の活性化につながるはず」と言い、竹中副会長は「今回を成功させて次につなげ、いずれは湯田の観光地の魅力の一つとして定着させていきたい」と力強く話した。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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