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2006年11月26日

子ども会の現状 加入者が年々減少

子ども会の現状 加入者が年々減少

 子ども会への加入者数が年々減少している。特に中山間地域などでは過疎化や少子化の影響が大きく、子どもが少なくなり活動自体が停止している地区がある。また、都市部でも少子化に加え、塾通いや保護者の参加が困難なことなどから、活動に加わる子どもは減少を続けている。子ども会への入会は強制ではないが、地域内の交流に大きな役割を果たしてきたことは事実。今後の在り方が検討されている。

 市子ども会育成連絡協議会(田中義治会長)による集計では、06年8月1日時点で、市内の幼児(3歳から5歳)、小学生、中学生2万1345人のうち、1万4353人(67%)が子ども会へ加入している。内訳は、幼児808人(全幼児の14・8%)、小学生1万9人(全児童の94・1%)、中学生3536人(全生徒の67・2%)。山口市の加入数・率は県内1位だが、少子化のために子どもの総数は年々減少しており、子ども会へも影響が表れている。
 5年前の01年の加入者数と比較すると、旧山口市地区は19・8%、小郡地区は15・3%減少している。阿知須地区のみ4%増加しているが、さらに徳地、秋穂地区を含めた全体の加入数はここ5年連続して減少が続く。この先も、市内全体の児童・生徒数は減少が続くという予測が市教育委員会から出されており、子ども会加入者数もこれに比例すると同協議会は見ている。
 また、加入はしているものの、行事への参加は難しいという家庭も増加。子どもの塾通いのほか、多忙なため世話役としての参加が困難になる保護者も増えているなど、さまざまな要因が発生。小学生の子どもがいる女性は「共働きをしており、土日も出勤することがある。子どもが高学年になれば、子ども会の世話役を務めなければならないが、催しの準備や当日の運営への参加は難しい」と厳しい現状を話す。
 田中会長は「活動内容のマンネリ化などで、子どもや保護者にとって子ども会の魅力が薄れているという見方もある。子ども会は地域内の交流には欠かせない存在。加入者の減少については対策に苦慮しているというのが現状」と話しており、同協議会では、中学生や高校生のジュニアリーダーの育成を強化し、世話役の大人の負担を軽くするなどの対策も必要と考えている。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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