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2006年11月29日

山高天文部 「象限儀」製作完成 一般観測会で公開

山高天文部 「象限儀」製作完成 一般観測会で公開

 県立山口高校天文部(寺田志織部長・6人)が1年以上にわたり、復元に取り組んでいた昔の天文観測機「象限儀」がこのほど完成した。12月15日(金)に同校屋上で行う「冬の星座・公開観測会」で一般の人にも初披露される。

 象限儀は江戸時代の天文観測機器で、伊能忠敬が日本で初めて実測による正確な日本地図を製作する時にも用いた。角度を測る分度器に望遠鏡を取り付けたような装置で、天体が地平線から何度の高さに見えるかによって、観測地点の緯度がわかる。
 昨年の7月、象限儀の復元に取りかかった部員たちは、古い文献を解読。レンズの種類や位置を一つひとつ実験して地道に調整をし続け、ようやく今月始めに完成した。顧問の古本宏教諭は「当時の望遠鏡の仕組みが今とは全く違うので、合うレンズを探したり、枚数や角度を調整したりと、かなり苦労をしていたよう。実験をするときの彼らの集中力には驚きました」と部員たちを褒める。
 同天文部は12月15日に一般の人を招いての公開観測会を行い、そこで象限儀を初披露する。「すばる」や「オリオン大星雲」などの冬の星を、象限儀と、20センチ反射式望遠鏡を使って観測する。
 会への参加には事前申し込みが必要。対象は小中学生(保護者同伴)と成人で、希望者は往復はがきに参加者(全員)の氏名(学年)、電話番号、返信はがきにあて先を記入し、〒753-8508 山口市糸米1-9-1、山口県立山口高校天文部(担当・古本宏)まで(定員は15人程度で、応募者多数の場合は抽選)。防寒具と上履き持参で、同理科棟3階の物理第2実験室に集合する。
 問い合わせは同校物理科教員室(TEL083-922-8511)へ。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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