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2006年12月20日

竹灯籠108本が照らす道 明るい正月を迎えよう

竹灯籠108本が照らす道 明るい正月を迎えよう

 宮野上の岩杖地区に住む渡辺紘三さんらが、大みそかと元日の午後5時から、同地区にあるふれあい館周辺の道路約1㌔に自分たちで作った竹灯籠108本を設置し、ろうそくの光で照らす道を作る。
 渡辺さんの山では、竹が繁茂し、自分たちで切りながら何とか対処をしているが、伐採した竹の処分に困っていた。竹を何とか有効活用できないかと考え、友人の野村三雄さんと、自分たちだけでも作れるものとして今月初めから竹灯籠の製作を始めた。
 竹を1㍍ぐらいに切り、中の節をくり抜く。側面には小さい明かり窓を作り、そこに紅葉やイチョウの葉などを付けた障子紙を張り付ける。窓部を羽子板の形にくり抜いたものなども作った。「型をくりぬくのは、キリで少しずつ穴を開けながら細工をしていくため、時間と集中力が必要で、1日で2本しかできなかった」と渡辺さん。
 また、近年若者が同地区から出て行き人口も減少、近隣住民との関係も希薄化していることを寂しく思っていた二人は「せっかく竹灯籠を作るなら、年末年始には地元で飾り、みんなで明るい正月を迎えよう」と提案した。これに近所の人も賛同し、地域の住民約30人と、るりがくえんが参加し、ろうそくに点灯することを決めた。除夜の鐘にちなんで108本を並べ、ろうそくも8時間持続するものを使用。日没から翌午前1時ごろまで、竹灯籠のやわらかい光が道を照らす。渡辺さんは「竹の有効利用ができてうれしい。でもそれ以上に、正月に近所の人と一緒に何かできることをうれしく思う。最近はどこの地域も連帯感が薄れていて寂しかったので、この灯籠で近所の人たちと明るい正月を迎えたい」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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