サンデー山口

　３月10日（土）午後６時半から、長門市東深川のルネッサながとで「ザイフェルト・チェンバーミュージック四重奏団コンサート」が開かれる。ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のバイオリン奏者、ギュンター・ザイフェルト氏率いる演奏家４人が、クラシックの名曲をアンサンブルで披露する。ながと文化振興青少年育成会議の主催。

　ザイフェルト・チェンバーミュージック四重奏団は、リーダーで第１バイオリンを務めるギュンター・ザイフェルト氏によって結成された。メンバーにはウィーンの優秀な若手演奏者が選ばれており、同氏の繊細かつ成熟したバイオリン演奏と、才気あふれる若い演奏家たちによる絶妙なアンサンブルは各地で絶賛され、ここ数年で一段と評価が高まっている。メンバーはザイフェルト氏、第２バイオリンのホルガー・グロー氏、ビオラのカール・ハインツ・クリュンペック氏、チェロのリッカルド・ブル氏の４人で、いずれもウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団など超一流の楽団に所属。同四重奏団での活動のほかにも数々のコンサートに出演するなど、世界各地で活躍している。
　演奏曲は、シューベルト「弦楽四重奏曲第14番ニ短調『死と少女』」、ドボルザーク「スラブ舞曲第１番ハ長調作品64」、ブラームス「ハンガリー舞曲第５番」など。
　チケットはＳＳ席１万円、Ｓ席７千円、Ａ席５千円、２階席４千円、桟敷席（６人まで利用可）２万円で、購入は同コンサート事務局（〒７５９－４１０１　長門市東深川８０３－８、ウェーブＲＦ　ＦＭアクア内、TEL0837-22-7751）へ。
　また、同日午後２時からは、ルネッサながとのリハーサル室で子ども１００人を無料招待するミニ演奏会も開かれる。主に音楽にかかわっている小、中、高校生が対象。希望者ははがきに住所、氏名、年齢、電話番号を記入し23日までに同事務局へ。応募者多数の場合は抽選となる。