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2007年03月02日

商店街を 学生がエスコート 荷物持ちや道案内のボランティア

商店街を 学生がエスコート 荷物持ちや道案内のボランティア

 「こんにちは」「よかったら荷物持ちましょうか?」――毎週日曜日になると、市中心商店街にオレンジ色のジャンパーと黄色の帽子をかぶった元気な若者たちの声が響き渡る。11月にスタートしたこの事業は、ほっとさろん中市・まちのえき、市商店街連合会、街づくり山口の3者が行っている「『てごのて』ほっとエスコート」。大学生にボランティア登録してもらい、道案内や声かけなどを通して、来街者に“また来たくなる楽しい商店街”と思ってもらえるよう活動している。

 「『てごのて』ほっとエスコート」は、まちのえきが行っているタウンモビリティー事業の一環。まちなかでの移動負担の軽減を目的としており、このほかに電動カートや車いす、ベビーカーの無料貸し出しも行っている。昨年11月、特にお年寄りや障害者などで重い荷物を持っている人の手助けができればと、このサービスを企画。思いに賛同した市商店街連合会、街づくり山口と共に、3者で事業をスタートさせた。
 現在、ボランティアに登録しているのは山口大学と山口県立大学の学生16人。オレンジ色のジャンパーを着た学生3人とスタッフ1人が1グループになり、週交代で、大市商店街から中市、米屋町、駅通り、道場門前、西門前、新町の順に中心商店街を清掃しながら二巡している。しかし、最初のころは声をかけても警戒されることが多かった。そこで、まずは認知してもらうことが大切と、自分たちの活動を紹介するチラシ配りや声かけを中心に行うことに。活動も3カ月たち、今では商店街の人から先にあいさつをしてくれることもあるという。     
 ボランティア登録している浅川恵美さん(県立大、20)は「笑顔であいさつを返してもらえると本当にうれしい。あいさつはコミュニティーの始まりだと思う」と、手応えを感じている。また、喜多村美紀さん(同、20)は「最初は恥ずかしかったし、自分たちがごみ拾いをしている横で、ごみを捨てている人がいて悲しい思いもした。だけど、街の人たちと触れ合う機会の少ない私たちにとって、このボランティアで得る経験はとても大きい」と力強く話す。
 商店街連合会環境福祉委員会の藤井和幸委員長は「毎回、学生たちが感想や気付きを伝えてくれるので、商店街の中にいたら気づかない外から見た貴重な情報を教えてもらっている」と、まちのえきの波多野トシ子さんは「学生も良い経験になるし、商店街にとっても若者がまちに出ることで活性化につながる。4月以降も続けていきたい」と話している。問い合わせは、まちのえき(TEL083-934-0811)へ。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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