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2007年05月02日

旧小郡駅を縮小再現

旧小郡駅を縮小再現

 鉄道とくらしを記録する会(中村三郎会長、45人)が、40年以上前の旧小郡駅の再現に取り組んでいる。大きさは実物の150分の1で、06年12月、3年計画で制作に取りかかった。SLやまぐち号復活運行記念日の8月1日までに、まずは全体の約3分の1となる駅東側にあった機関区部分を完成させる。
 旧小郡駅の再現は、市小郡総合支所が、地域づくり推進特別事業の一つとして06年に同会へ制作を依頼したもの。年間40万円の予算が計上されている。97年の結成以来、鉄道と小郡地域とのかかわりについて研究を続けていた同会は、多くの人に小郡の歴史を知ってもらう良い教材ができると、喜んで引き受けた。機関区が完成した後は駅舎部分に取りかかり、最後に駅西側(現市土地開発公社所有地)にあった操車場を制作する計画。全体で横9?、縦1?もの大きさになり、市内のイベントなどでも活用される予定だ。
 再現されるのは、数多くのSLが山陽本線や山口線を走っていた1961年ごろの小郡駅。JRのOBでもある事務局長の重田克美さんが中心になり、会員で手分けをして作業を開始した。当時の駅全体の図面は残っておらず、路線配置図、探し集めた駅構内の写真、72年に撮影された航空写真などを手掛かりに作業を進めている。SLに石炭を補給する給炭塔などの設備は、ほかの駅で撮影されていた写真と見比べながら似たタイプを手本に制作。車両の向きを変える転車台は、現在新山口駅構内で使用されている実物の寸法を計測した。また、構内に約20あった事務所などの建物については写真がほとんどなく、中村さん、重田さんら旧国鉄・JRのOBの記憶を頼りに再現作業を続けている。
 なお、機関区部分は、2月に行われたイベント「もっパラ小郡」と3月末の鉄道展で公開され、未完成ながら、子どもから年配者まで多くの人の注目を集めた。
 重田さんは「手掛かりが少なく苦労の連続。忠実に駅を再現させるために、さらに多くの情報を集めたい。かつての駅構内の写真を持っている人がいたらぜひ知らせて欲しい」と呼びかけている。情報提供は重田さん(TEL080-1924-8705)まで。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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