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2007年06月03日

市交通政策課が絶賛!! 高校生が鋭い意見

市交通政策課が絶賛!! 高校生が鋭い意見

 市交通政策課で一目置かれている高校生がいる。現在、山口高校1年生のカロクさん(15)だ。彼は、このほど同課が募集した交通政策に対するパブリックコメントに応募。コメントを受け取った同課職員は、応募者の中でも鋭い指摘と的確な提案が書かれたその内容に驚いている。
  「小さいころから乗り物が好きだった」というカロクさんは、両親共に中国人だが、日本生まれの日本育ち。小学校の通学にバスを使っていたこともあり、自然と交通に関心を持っていったという。
 中学生の頃、交通政策についての本を読み始め、自然環境や社会環境の破壊といった車社会の負の側面を実感。より深く、地域交通機関の充実について考えるようになった。
 今では、地域交通の理解を深めるために情報収集も欠かさない。これまでに自分で集めたバスの時刻表は約50冊にも及び、駅などに置いてあるパンフレットも資料として持ち帰っている。他の地域に出かけた時には、まず実際にバスに乗って、交通の便を必ず確かめることにもしている。
 そんな彼に今までの自分の考えを発表する機会が訪れたのは3月末の事。市が募集した交通政策に関するパブリックコメントだ。カロクさんは、公共交通における基幹交通とコミュニティー交通の担う機能を分担する必要性と、市民に対する説明の重要性を訴えた。さらに、市街地でのコミュニティバスの不自然さも指摘。市街地の支線交通として系統番号の導入・高頻度運行・バス停の間隔が短いなどの特徴を持つ「市街バス」の運行を提案するなど、多くの独自意見も述べている。
 意見を受け取った市交通政策課主幹の原文男さんは「高校生でこれだけの内容が書けるのは本当にすごい。これからも色々な形で政策に対して意見を寄せて欲しい」と話している。
 現在、基幹交通の利便性をいかに確保するかに関心を持っているというカロクさんは「これからは基幹交通について考えたり、自分の意見をまとめたりしていきたい。また、市とも基幹バスの利便性についてできることを共同で行っていけたら」とこれからの意気込みを語っている。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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