2007年07月11日
夏の高校野球山口大会 14日開幕~市内4校の戦力紹介
第89回「全国高校野球選手権山口大会」が、14日(土)に開幕する。山口勢は開幕日の午前10時から下関球場で山口高校が下関西高校、午後0時20分から柳井市民球場で佐波高校が新南陽高校と対戦。15日(日)には、午前8時半から宇部市野球場で西京高校が宇部西高校、午後1時10分から下関球場で山口県鴻城高校が下関中央工業高校と対戦する。
西 京
投打ともに戦力充実
甲子園出場を狙う
投打ともに戦力が整っており、他校からも注目を集める存在だ。「大会を前に、選手たちは十分に力を発揮できる状態に仕上がった。ぜひ優勝を狙いたい」と緒方監督は意気込んでいる。
打撃陣は、高出塁率を誇る1番青木、2番宮崎と中軸とがかみ合えば破壊力は抜群。攻撃力アップに力を注いできた成果があらわれている。
また、投手陣は、特長の異なる3人がそろい、対戦相手に応じて先発、継投順を変え打線を封じる。右上投げの荒木と左上投げ井上は球威あるストレートが武器、右上投げ田中皓はキレのあるスライダーを持つ。
県鴻城
接戦で力を発揮
打ってつなぐ積極野球
選手たちは、「積極姿勢」をテーマに練習に取り組んできた。
エースの岩戸は右の本格派。インコースを付くストレートとフォークが武器だ。打線の鍵は、1番岡村、2番鶴丸の二遊間コンビが握る。守備だけでなく、攻撃時のコンビネーションも抜群で、打ってつなぐチームの積極攻撃を引っ張る。東監督は「先取点を取り接戦をすれば相手が強豪であっても結果は期待できる。チームの仕上がりは申し分ない。選手たちの実力発揮に期待したい」と話している。
山口
バッテリーがチームをけん引
勝ち上がり存在感を示す
エース宗東と捕手佐藤のバッテリーがチームを引っ張る。
昨年3年生が抜けた後、チームが低迷し苦しんだ時期もあったが、大会を前に投打とも戦力が整った。
注目は左腕の宗東。186センチの身長から投げおろす投球はコントロール抜群で、ボールの出所が分かりづらく、非常に打ちづらい投手だ。ここまで登板した公式戦5試合のうち、3試合で完封、自責点はわずかに1という安定した成績を残している。「1点を確実に取り、守りきるのがチームのスタイル。県内で力の差はそう感じていない。勝ち上がって存在感を示したい」と藤井監督。
佐波
経験を積み戦力アップ
来年につながる試合を
昨年は、レギュラーのほとんどが1年生。今年も部員13人のうち、3年生は吉田と 横田だけという若いチームに変わりはないが、経験を積んできた2年生に加えて、新たに野球経験者を含む1年生7人が入部。
チームは確実にレベルアップしている。
「他チームに比べればまだまだ経験不足。胸を借りるつもりで次につながる試合をしたい」と高松監督。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│ニュース