2007年09月01日
石田くんがワープロ競技日本一

県立防府商業高校(山本信夫校長)のクリエータOA部が、「第54回全国高等学校ワープロ競技大会(全国商業高等学校協会主催)」に山口県代表として出場。「個人の部」で部長の石田智樹くん(3年)が優勝を、また「団体の部」でも準優勝という見事な成績を収めた。ワープロ競技の個人優勝は県内初。石田くんは「3年間目標としてきた優勝が達成でき、とてもうれしい」と笑顔で話している。
県立防府商業高校クリエータOA部が「第54回全国高等学校ワープロ競技大会」に出場し、個人の部で部長の石田智樹くん(3年)が見事優勝を果たした。ワープロ競技での個人全国1位は県内初となる。また、団体の部でも2年連続で準優勝という好成績を収めた。
昨年の全国大会準優勝のリベンジに向け、土・日・祝日返上で毎日午前9時から午後5時ごろまで猛練習を積んできた同部は、6月に山口市の西京高校で行われた、県予選を兼ねた春季商業教育実技競技大会に出場。県内各地から集まった10校の中で優勝し、山口県代表として、8年連続・8回目となる全国大会行きのキップを手にした。
全国大会は、8月5日に神奈川県の横浜商科大学で、都道府県代表53校(206人)が参加して行われた。
競技は、10分間で規定の課題原稿をワープロでストレートコピー(丸写し)し、純字数(総打数-エラー数×10)で競うもの。文字打ちの正確さ・早さ・量のすべてを必要とする。
石田くんは10分間で純字数2108字を打ち、個人の部で優勝。各県の代表206人の生徒の頂点に立った。「練習はきつかったが、3年間目標としてきた優勝が達成でき、とてもうれしい。練習ではワープロ技術だけでなく、精神力・集中力も培われました」と石田くんは優勝の喜びを話している。
また、部員3人の合計純字数で競う団体の部には、石田くん、宇多村彩乃さん(2年)、木原志保さん(2年)が出場。総打数では全参加校中最多を記録したものの、エラー数も多く、わずかな差で三沢商業高校(青森県)に次ぐ準優勝となった。
顧問として同部員らを指導してきた晝田正信教諭は「団体の部で優勝を逃したのはとても残念。団体に出場した2年生の2人には来年もあるので、さらに練習を重ね、次は優勝してほしい」と、来年の大会への意気込みを見せている。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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