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2007年09月16日

「農村や食に興味を」 市農業振興課が絵本を作成

「農村や食に興味を」 市農業振興課が絵本を作成

 市農業振興課は、06年からやまぐちの味消費拡大事業の一環として子どもたちに農家の気持ちや野菜のことをわかってもらおうと絵本「お野さい大すき」の作成を開始。このほど完成させ、市内の公立小・中学校に配布している。13日には良城小学校1年3組で読み聞かせの授業も行われた。絵本づくりに取り組んだ同課職員は「この絵本を通して子どもたちに農業の大切さを感じてもらえれば」と話している。

 市農業振興課は、これまでも地産地消・野菜栽培などについての冊子、資料などを小学校に配布してきたが、年代に関係なく気軽に長く読んでもらえるという点から今回絵本の作成を初めて企画。イラストは市内在住のイラストレーター、山寺わかなさんに依頼し、ストーリーは職員自ら考えることに。実際に農家に出向き、取材したり野菜の収穫体験をするなどして、農家の気持ちや野菜について理解してもらえる内容になるようイメージを膨らませていった。
 市立中央図書館の長谷川雅美さんや手作り絵本の会・山口智子代表にアドバイスをもらいながらこれまでに作ったストーリー案は約30件。「自己満足ではなく多くの人に受け入れられるものを」と、イラストの色合いや表情に至るまで何度も試行錯誤を繰り返し、このほどようやく完成させた。
 絵本はA4サイズで、野菜が嫌いだった小学1年のだいちゃんが、友達のおばあちゃんの家に行き、一日田舎での生活を楽しむことで野菜が大好きになるという物語。農業や農村に感謝し、大切に思ってもらいたいという職員の願いが込められている。
 現在、同課は市内の公立小・中学校に絵本を配布しており、市立図書館や保育園、公民館などにも順次置いていく。道の駅での販売も決定した。
 13日には、授業の一環として良城小学校1年3組で読み聞かせの授業が行われ、物語を熱心に聞いていた佐村大樹くん(7)は「いろんな野菜が出てきておもしろかった」とにっこり。
 同課主幹の末田一志さん(41)は「今まで横ばいだった日本の食料自給率が下がった今、食について考えることはとても大事。この絵本を通して、子どもたちにまず農村や食に興味を持ってもらいたい」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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