2007年11月03日
「プロゴルファー」の夢かなえる! ゴルフ界期待の高校生・山形陵馬君

誠英高校3年の山形陵馬君(17)が、10月16日から19日までの4日間、春日井カントリークラブ(愛知県)で開催された「2007ジャパンゴルフツアー・セカンドクォリファイングトーナメント」に出場し、見事上位入賞。来年度のプロトーナメント出場権を獲得した。これにより“プロゴルファー宣言”ができる資格を手に入れた。「プロになるのは小さいころからの目標だったのですごくうれしい。まずは日本の大会で勝ち星をあげたい」と山形君は笑顔で喜びを語った。
「プロゴルファーになりたい」
県ジュニアゴルフ大会を始め、数々の大きな大会で優勝を飾り、中学3年生の時には日本代表選手として石川遼選手と共に国際大会にも出場。ゴルフ界期待の星として注目を集めてきた山形陵馬君が、ついにその夢を実現させた。
山形君は高校生活最後となる今年、プロゴルファーへの夢をかけて「2007ジャパンゴルフツアー」へ臨んだ。同大会は、翌年のプロツアートーナメント出場資格を決める、国内最高峰のトーナメントの一つ。アマチュア選手にとってプロへの登竜門であり、それ以上に、今年好成績を残せなかった現役プロが来シーズンの出場権を賭けエントリーしてくる、アマチュア選手にとっては特に厳しい戦いが強いられる大会。4次トーナメントまであり、全国の各コース(1次=5、2次=12、3次=6コース)の上位入賞者のみが上のトーナメントに進出できる。
山形君はまず、7月31日から六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)で行われた同ツアー1次トーナメントに出場し、103人中4位という好成績で2次トーナメントへ進んだ。そして、10月16日から19日までの4日間、春日井カントリークラブ(愛知県)で103人が参加して行われた2次トーナメントでも、定評のあるアプローチ・パターがさえ、トータル287(72、68、73、74)の安定したゴルフで上位入賞(25位)。同コースでアマチュア選手では2人だけとなる3次トーナメント進出を決めた。
と同時に、3次出場者には来年度のプロのトーナメント出場権(推薦)が与えられるため、山形君も6試合出場の権利を取得。「プロゴルファー」になれる資格を得たのだ。山形君は「“プロになる”というゴルフを始めた時からの目標がクリアでき、すごくうれしい」と喜びの笑顔。そして「まずは日本のツアーで勝ち星をあげ、将来は海外でプレーするのがこれからの夢」と目を輝かせた。早ければ12月中にプロゴルファー宣言を行い、高校生プロゴルファーが誕生する。
山形君は現在、6日(火)からJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)で行われる3次トーナメントにむけ練習中。3次からは有名な現役プロも多数参戦してくるため、さらに激しい戦いが予想されるが、「好調を維持できているので、普段通りできればファイナルへいけるはず。頑張ります」と上位入賞へ意欲を燃やしている。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
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