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2007年12月09日

子どもに外で遊ぶ楽しさを! “ひこうきのおじちゃん”西坂さん

子どもに外で遊ぶ楽しさを! “ひこうきのおじちゃん”西坂さん

 「友達と飛ばして競争もできるし、家の中で飛ばしても楽しいよ」―。子どもたちにそう話しかけるのは、“ひこうきのおじちゃん”と親しまれている西坂正夫さん(72)。週に何回か市内のいろいろな公園を訪れ、子どもたちに「つばめ飛行機」という紙飛行機の折り方や飛ばし方を教えて一緒に遊んでいる。西坂さんは「子どもと遊ぶと自分も童心にかえったような気持ちになる」と話している。

 西坂さんが、公園に通うようになったのは今から約4年前。もともと子ども好きだったこともあり、退職後、“子どもたちと触れ合えることがしたい”と県児童センターやパークロード近くの公園などへ行っては紙飛行機を作って飛ばすようになった。
 最初のころは、不思議そうに様子を見ていた子どもたちだったが、紙飛行機を飛ばして見せると一変。「わたしも欲しい」と、次々に寄ってきて一緒に飛ばして遊ぶように。今では顔を見かけると「ひこうきのおじちゃん!」と寄ってくる子もいるという。
 「ちょっと変わった飛行機だから子どもたちが喜ぶんだよ」と目を細める西坂さんが、いつも折っているのは “つばめ飛行機”。自分自身が子どもの時に父親から教えてもらったものだ。見た目はもちろんのこと、回転したり放物線を描いたりして飛ぶ姿は本物のツバメそっくり。羽根の部分には女の子はハート、男の子はダイヤの模様を入れるなど子どもたちが喜ぶようにと独自のアレンジも加えている。
 そんなつばめ飛行機を一緒に飛ばしている姿は、まるで本当の孫と遊んでいる様。暇さえあればチラシとはさみを持って出かけ、どの子に対しても「ここはこう折って形が同じになるようにね」「上に向けて飛ばすとよく飛ぶよ」と丁寧に教えている。多いときには1日30個以上を折り、これまでに数え切れないほどの紙飛行機を作ってきた。保育園の先生に頼まれて園児全員分を作ったこともある。
 西坂さんは「『また来てね』と言われるととてもうれしいし、子どもの笑顔が何よりの原動力。自分が子どもの時にメンコや紙飛行機などでよく外で遊んだように、今の子どもたちにも外の空気を吸って遊ぶ楽しさを少しでも体験してもらいたい」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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