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2008年02月02日

昆虫博士と学ぶ環境保全 自然を守るためにできること

昆虫博士と学ぶ環境保全 自然を守るためにできること

 昆虫を通して温暖化の影響や環境保全の大切さについて考えてもらいたいと、子どもたちに話し聞かせている人がいる。標本作製や昆虫採集など幅広く活動し、昆虫博士として慕われている吉敷在住の角田正明さん(44)だ。彼の教室には山口市内外から多くの親子が参加。夏休みの週末は県内各地を飛び回り、予定は既に1年先まで入っている。

 角田さんが県内各地で不定期に昆虫教室を行うようになったのは14年前。赴任先の錦町でミヤマクワガタを持っていた子どもに出会い、どこで採ったのかと聞いたところ、スーパーで買ったと言われ、子どもたちの自然離れにショックを受けたのがきっかけ。以来、昆虫少年だった子どものころの記憶がよみがえり、気持ちに火がついた。
 始めたころは、自然の素晴らしさや大切さ、環境がどのように変化してきたかを子どもたちに教えていた角田さんだったが、近年は環境問題が深刻化し「自然の大切さや身の回りの環境について教えるだけでいいのか」と、地球温暖化や環境問題についても話すようになった。
 このほど、秋吉台エコ・ミュージアムで行った昆虫教室ではまず、会場の周りを探索し、実際の昆虫を見ながら基礎知識や図鑑ではわからない昆虫の生態を解説。子どもたちは、“自然の不思議”を体験する度に「うわぁー、すごい」と目を輝かせていた。また昆虫に興味を持たせた後は、温暖化により今まで見られなかった南国出身のチョウが北上を続け生態系が崩れてきていることや、今まで目にしていた昆虫が環境に対応しきれず絶滅する可能性があるといった、地球温暖化が昆虫に与える影響などについても話した。
 今までに何度も昆虫教室に参加している藤井修三さん(43)と壮太郎くん(10)親子は「話を聞くと、不思議と昆虫がかわいいなと思えてくる。ただ虫を見るだけではなく、虫を通して環境とも関連づけて話をしてくれるので世界が広がっていく」とうれしそう。
 角田さんは「単に温暖化による恐怖感を伝えるのではなく、自然の中で自分だけの宝物を見つけ、それを失うことの悲しさを実感することで“環境のために何ができるのか”という気持ちが芽生える。笑顔で楽しみながら体験することで学んで欲しい」と話している。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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