サンデー山口

きょう、受験申し込み開始

　３月３０日（日）午前１０時から県立大学で、「第１回やまぐち歴史・文化・自然検定」が実施される。山口商工会議所に設けられた実行委員会（福田礼輔委員長）の主催で、きょう１日より受験申し込みを受け付ける。
　この検定は、郷土を愛する心をはぐくみ、山口の歴史・文化・風土をもう一度見直すことで、山口の発展や新しい街づくりに役立てることを目的とする、市内初のご当地検定試験。市民だけでなく、山口を好きな人なら誰でも受験可能で、「山口もの知り博士」の称号を目指す。
　試験時間は６０分。同試験用に作られた問題集（択一方式、初級レベル）の中から１００問が出題され、８０点（１問１点）以上で合格となる。合格発表は当日午後３時ごろで、合格者には後日合格証カードが発行される。なお、問題集は税込千円で、山口商工会議所や市内の書店などで２月上旬から販売される予定。福田委員長は「ご当地検定は京都を始め、全国的に広がりをみせているもの。これから新しい街づくりを行っていくなかで、合併して新しくなった山口市全体を認知し、もう一度郷土を見直すきっかけにしてほしい」と話している。
　受験料１５００円で、申し込みは所定の受験申込書への記入が必要。締め切りは２９日（金）。問い合わせは同委員会（TEL０８３－９２５－２３００）へ。