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2008年02月15日

「道幅狭いからこそできること」

「道幅狭いからこそできること」

車や人に出会ったら笑顔であいさつ ゆずりあいの心で交通マナーアップを

 主要道路の道幅が狭く、見通しの悪い交差点が多い陶地区。これまで、自治会では安全確保に向け関係機関に道路拡幅の要望を続けてきたが、市の財政難や用地確保などの理由で、改修はなかなか進んでいなかった。そこで、自治会では「道がよくないからこそできることをしよう」と発想を転換。陶小学校および潟上中学校周辺の通学路の愛称や標語を募集し、歩行者も運転者も心にゆとりを持って通行する「交通マナーアップインSUE」運動を開始した。

 この運動を思いついたのは、陶自治会長の松尾征二さん(68)。約20年前、陶と似たような狭い道を通勤に使っていた時、毎朝出会う小学生の姉弟と互いに譲り合いを重ねるうちに、子どもの方から手をあげてあいさつをしてくれるようになり、心のふれあいが芽生えたことを思い出した。
「陶の狭い道でも、同じように歩行者と運転者が心にゆとりを持ち、人や車に出会った時にはにっこり笑ってゆずりあう。ゆずってもらった時には、合図を出してお礼の気持ちを伝え、心のふれあいの輪を地区全体に広げていければ」と発案。陶小および潟上中、各PTA、小郡交通安全協会陶支部などと協力し、地区全体で交通マナーアップ運動に取り組もうと決めたのだ。
 昨年12月に、小中学校周辺の道の愛称、標語、絵画作品を募集。全部で202点の応募があり、陶小周辺の道は、大中滉太郎くん(同小1)の「すえっこ元気にこにこロード」、潟上中周辺は、柳井佳奈さん(同中1)の「ハッピースマイル(^0^)すえロード」、標語は、野崎樹文くん(同小3)の「え顔とえ顔でゆずりあい 今日も安全 陶の道」、山下祥太くん(同中1)の「陶っ子のあいさつとびかう通学路」など8作品、絵画は小学生と運転手が笑顔であいさつをしている様子を描いた藤田夢大くん(同小1)の作品が採用されることになった。
 自治会では、各家庭や地区内の事業所などにチラシやポスターで運動をPR。このほど子どもたちと一緒に、出張所前に看板も設置した。
 通学中、車にひかれそうになったことがあるという藤田くんは「前、運転手さんから、“どけ”と怒鳴られて怖かった。だから、車に乗っている人もにこにこしてうれしい気持ちで運転してほしいと思ってこの絵を描いた」と言う。松尾会長は「愛称の募集をした昨年末ごろから、以前より車がゆっくり走ってくれているように感じる。この調子で、地区全体に少しずつ運動を浸透させていきたい」と意気込んでいる。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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