2008年07月20日
自然の恵みや知恵を体験! 仁保に生りもの園
周囲を山々に囲まれ自然が豊富に残る仁保地域で、有志たちによる新たなプロジェクト「生りものの里」づくりが動き出した。実がなる植物を山の中に何種類も植え、誰でも気軽に採って食べたり、散策したりできるようにしようという試み。まず第一歩として、道の駅仁保の郷裏の臨時駐車場に、ミニチュア版の「環境緑地 生りもの園」を作り始めた。
季節に合わせて山や畑から野菜や果物を採って食べていた昔とは違い、スーパーに行けば季節に関係なくいつでも手に入るようになった現在。以前なら生活する中で自然と学んできた「どういった木があり、いつ何が実るのか」ということを知らない人が増えてきた。そこで、自然の中だからこそ学べる知恵や恵みを体感できる広い場所を作ろうと地域の有志が3年前に発案。
市と協議を重ねて今年7月から、まずはミニチュア版の生りものの里をつくろうと、メンバーの一員である道の駅仁保の郷の古甲征輝駅長が発起。土地を所有する市の許可をもらって同施設裏の臨時駐車場に「環境緑地 生りもの園」を作ることにした。
植えるのは、ブルーベリーやグミ、クワ、アンズ、キンカン、ヤマモモ、キイチゴなどさまざまな時季に実がなる植物25種類。約5メートル×30メートルと1メートル×50メートルの敷地に100本ほどの苗を植える。敷地内にはアーチ状のハウスも設け、ツル科の植物がツルを張れるようにし、中には机やいすを置いて休憩もできるようにする。
今後、土をならす作業を行い、順調にいけば早いものは今年中に実がなり、だれでも気軽に採って食べることができるようになる。
古甲駅長は「子どものころは、山に入っては鳥がつつくものを採っては食べていた。鳥が食べるものに体に悪い物はない。今の子どもたちにも自然とのふれ合いを通してたくさんのことを学んで欲しい」と話している。
季節に合わせて山や畑から野菜や果物を採って食べていた昔とは違い、スーパーに行けば季節に関係なくいつでも手に入るようになった現在。以前なら生活する中で自然と学んできた「どういった木があり、いつ何が実るのか」ということを知らない人が増えてきた。そこで、自然の中だからこそ学べる知恵や恵みを体感できる広い場所を作ろうと地域の有志が3年前に発案。
市と協議を重ねて今年7月から、まずはミニチュア版の生りものの里をつくろうと、メンバーの一員である道の駅仁保の郷の古甲征輝駅長が発起。土地を所有する市の許可をもらって同施設裏の臨時駐車場に「環境緑地 生りもの園」を作ることにした。
植えるのは、ブルーベリーやグミ、クワ、アンズ、キンカン、ヤマモモ、キイチゴなどさまざまな時季に実がなる植物25種類。約5メートル×30メートルと1メートル×50メートルの敷地に100本ほどの苗を植える。敷地内にはアーチ状のハウスも設け、ツル科の植物がツルを張れるようにし、中には机やいすを置いて休憩もできるようにする。
今後、土をならす作業を行い、順調にいけば早いものは今年中に実がなり、だれでも気軽に採って食べることができるようになる。
古甲駅長は「子どものころは、山に入っては鳥がつつくものを採っては食べていた。鳥が食べるものに体に悪い物はない。今の子どもたちにも自然とのふれ合いを通してたくさんのことを学んで欲しい」と話している。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│ニュース