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2008年08月02日

郷上の芸能を守り続けたい

郷上の芸能を守り続けたい

子どもたちが
太鼓、歌、踊りを継承

 陶の八雲神社といえば、400年以上前から神事として踊られている県指定民俗文化財「腰輪踊」をイメージする人が多いが、神事後の風鎮祭で伝え続けられてきた伝統芸能がある。郷上自治会が開催している夏祭りの盆踊り大会で披露される太鼓と歌と踊りだ。70年前には10人以上いた継承者も今では片手で数えられるほどに。このほど、次世代への継承のため、夏祭りに向けて子どもたちへの指導が始まった。

 「太鼓を始めたのは10代のころ。当時は先輩がたたくのを見て聞いて、見よう見まねで学んでいた」と当時の様子を懐かしそうに語るのは、数少ない継承者の1人であり、子どもたちの指導者でもある津山昭治さん(74)。
 郷上地域では、盆踊りの太鼓と踊り、歌が戦前から継承され続けてきたが近年、少子高齢化、娯楽や職業の多様化などから参加者が減少。それに伴い、伝統芸能の継承者も少なくなっていった。
 そんな中、何とかしようと同自治会が発起。これまで昭和生まれの住民からなる「昭和会」と「さくら会」が中心となり行ってきた祭りに子ども会も加え、3世代で取り組むことにした。そして昨年、子どもたちの親世代を対象に、歌と踊りの練習会を開催。今年はさらに子どもたちに伝えようと、太鼓や歌、踊りを教えている。
 1回目の練習日に参加したのは小学2年から6年生までの児童5人で、「お父さんがたたいているのをずっと見ていた」「実際にたたくと楽しい」などと、バチを手にいきいきとした表情を見せた。
 世話人の五十部計明さん(60)は「子どものころから親しんできたリズムや踊りがなくなるのは寂しい。津山さんが元気な今ならまだ間に合う。来年、再来年と少しずつでも輪を広げていきたい」と話している。
 郷上自治会の夏祭りは28日(木)午後7時から八雲神社境内で実施。盆踊りのほか、かき氷、綿菓子、金魚すくいといった夜市もある。なお、神事である腰輪踊は4時から披露される予定。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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