2008年08月16日
市シルバー人材センター子育て支援「学童・乳幼児の一時預かり」

昨年8月、市シルバー人材センター(TEL083-924-5396)が上竪小路の八坂神社境内に、高齢者とふれ合える子育て支援施設「親子サロン『八坂の家』」をオープンさせて1年。アットホームな雰囲気が人気をよび、今では毎月100人を超える親子が定期的に利用している。一方で、同時期に始めた「学童預かり」と乳幼児を対象とした「一時預かり」は、少しずつ利用者は増えているもののまだあまり認知されておらず、同センターでは「こちらも気軽に利用してもらいたい」と呼びかけている。
同センターが施設内の和室を利用して行っている小学生を対象とした「学童預かり~なかよし」の特長は、その開設時間にある。午後4時から最長8時までと、地域の児童館や市の留守家庭学級が終わる6時以降にも対応。当初は認知度も低く利用者がいなかったが、今年の4月からはほぼ毎日のように利用されている。「会員と囲碁や将棋、お手玉など昔ながらの遊びを通して楽しく過ごせるのも魅力」と同センター。また、小学校が早く終わる水曜日は、午後1時から5時まで、すぐ近くの八坂の家(八坂神社社務所)で預かっている。
利用料は1時間600円(一カ月1万2千円)で、前日までに申し込むこと。送迎はしていないため、保護者の迎えが必要となる。
一方、生後6カ月以上就学前の子どもを対象に、八坂の家で行われている1~2時間程度の一時預かりも、少しずつだが利用者が増えている。八坂の家を日ごろから利用している母親は「ここは古くてこぢんまりしているけど、みんなが一つの輪になって話せるのが魅力。だから、ちょっと買い物に行ったり、下の子を病院に連れていったりする時に一時預かりをお願いしても、子どもも泣きださずに遊んでいてくれる」と言う。また、初めて預けたという人も「田舎のおばあちゃんの家みたいにアットホームな雰囲気で、安心して預けられた。また使いたい」と話していた。
一時預かりは1時間500円で、前日の午前中までに電話予約が必要。
なお、20日(水)午前10時から午後3時まで、八坂の家で「1周年記念祭」が開かれる。入場無料。パネルシアターや風船バルーン、茶がゆサービス、手形の壁掛けづくりなど親子で楽しめるイベントが盛りだくさんだ。雨天決行。
Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)
│ニュース