サンデー山口

主演女優と演出家が来山し、魅力をＰＲ

　１１月２３日（祝）午後６時から、劇団スイセイ・ミュージカルが「ブロードウェイ・ミュージカル『サウンドオブミュージック』」を市民会館大ホールで上演。１５日に主役・マリアを演じる中村香織さんと演出家の西田直木さんが来山し、ＰＲを行った。
　今回、「ドレミの歌」で街に飛び出してみんなで踊るシーンを取り入れるなど、多数のオリジナルの演出を盛り込んだ西田さんは「みんなが見たことのないような、喜怒哀楽の表現豊かな作品を創ることができた。映画の印象が強い人も多いだろうが、実はミュージカルが原点。舞台でしか味わえない“生の空気感”を楽しんでもらい、ミュージカルを好きになる人が増えるとうれしい」と話す。また、父親が田布施出身で子どものころは毎年里帰りしていたと言うほど、山口県になじみの深い中村さんは「初上演から約５０年経った今なお、世界中で愛され続けている不朽の名作。素晴らしい所は学びつつも、過去の作品にとらわれず、強い信念と深い愛情を持つマリアを自分が感じたままに表現することで、物語の大きなテーマ『愛と平和』を伝えていきたい」と意気込みを語った。
　チケットは全席指定Ｓ席６千円・Ａ席５千円・Ｂ席４千円（高校生以下は各席半額）で同館や山口情報芸術センター、サンパークあじすなどで販売中。問い合わせは市文化振興財団（ＴＥＬ０８３－９０１－２２２２）へ。