サンデー山口

　

　あす２５日と２６日（日）の２日間、中園町の山口情報芸術センター前にある中央公園が、県内外から集まる工芸作家によって、大きな“芸術空間”へと姿を変える。陶芸、木工、ガラス、金属など、各作家がそれぞれの作品を演出・発表するという西日本最大規模のクラフトフェア・第３回「山口アーツ＆クラフツ」だ。実行委員長の伊藤慎一さん（４０）は「作家さんと直接ふれあいながら、ゆっくりアートの世界を満喫してもらいたい」と呼びかけている。

時間は２５日が午前１０時から午後５時、２６日が午前９時から午後４時まで。入場無料。
　今年は、全国各地から１２０人のクラフト作家が来山。芝生の会場が約１万点の個性豊かな作品で彩られる。また、佐伯和章さん（金属）や立石恵さん（染織）、田口潤さん（陶芸）ら10人の県内作家が「ＧＲＥＥＮ」をテーマに制作した作品を展示。アクセサリーづくりや切り絵体験といったワークショップも開かれる（当日の先着順）。昨年に続き来場者に印象に残った作家を選んで投票してもらう「ミルミルミセルコンテスト」も開催。ＹＡＣ大賞（１人）およびＹＡＣ賞（３人）に選ばれた作家に投票した人から抽選で各３人に、その作家の作品がプレゼントされる。
　問い合わせは、なごみスタイル内同事務局（ＴＥＬ０８３－９２３－５５３３・午前１０時～午後６時、http://www.y－ac.net）へ。