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2008年11月21日

23日 山口天神祭

23日 山口天神祭

歴史を感じさせる300人の御神幸行列

 西の京・山口の三大まつりを締めくくる山口天神祭が23日(祝)、古熊神社などを会場に行われる。今年の大拝司は春日町の中山修身さんで、小拝司は大内御堀の西隆之さん。総勢300人を超える御神幸行列やチビッコすもう大会、もちまきなどでにぎわう。

  古熊神社は、1373(応安6)年に大内弘世が京都の北野天満宮から分霊を勧請し、山口北の小路に鎮座した。山口天神祭は、1618(元和4)年に毛利秀就が社殿を今の古熊に移して以来、今年で390回目を迎える伝統行事で、古来よりの例祭、御神幸行列を今に伝えている。
 古熊の祭神は、学問の神様・菅原道真公。大拝司が竿衣を着ているのは、太宰府へ流される途中の道真公が多々良の浜に船を着けた際、土地の代官・土師氏が物干し竿の着物にそのまま手を通し、あわてて駆けつけたという古事による。道真公は、その姿に心を和まされたと伝えられている。
 午後1時に獅子舞とお網代車が古熊神社を、騎馬に乗った御先乗を先頭に、花神子、大拝司、小拝司などの備立行列が八坂神社を出発する。二つの行列は1時20分に大市の札の辻で合流。呼び物の一つであるお稚児さんを乗せた宝恵籠と長持ちもここから参加する。
 総勢300人を超える一行は、「いさぎよい すなおな心」でお出迎えしようという意味の「イ~サヨイシ~ ヨイトマカナ~」という威勢の良いかけ声とともに街を練り歩く。コースは、大市~中市~米屋町~道場門前~西門前~今道大附~駅通りを経て、3時に天神通りの御旅所に到着。天神さまのご神体を乗せたお網代の前で祭典を行い、獅子舞、稚児舞、長持唄を披露。3時45分に古熊神社神殿に帰着する際には、50段の石段を一気にかけあがる。最後には行列を終えた感謝と参拝者への「お福わけ」として、もちまきが行われる。
 参勤交代を今に伝える備立行列は、1995年に大殿地区の有志約30人が保存会を結成して復活。行列をより忠実に復元するため、夏から古記録に習い練習してきた。
 なお、古熊神社では午前10時から市内小中学生剣道大会と市内中学生奉納相撲大会が、午後2時ごろからチビッコすもう大会が行われる。
 神役関係者
 大拝司=中山修身(春日町)▽小拝司=西隆之(大内御堀)▽御先乗=木下大地(大市町)▽花神子=末永景子(後河原)▽神酒官女=郷原楓彩(大内御堀)▽菊官女=西美咲(同)
 宝恵籠のお稚児さん
 伊里沙(吉敷)▽古谷穂乃佳(下市町)▽清水柚彩(矢原)▽熊谷幸姫(黄金町)▽白井伶奈(赤妻町)▽柴崎秀大(北九州市八幡西区)


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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