サンデー山口

　２１日（日）、男子第５９回・女子第２０回「全国高等学校駅伝競走大会」が京都市の西京極運動公園陸上競技場をスタート・ゴール地点に開催される。男子は西京高校（豊岡芳和校長）、女子は中村女子高校（桂雄三校長）が県大会（県予選）を勝ち抜き、山口県代表として出場。都大路でタスキをつなぎ、全国一を目指す。

西京高校
　県大会では７区間すべてで区間賞を奪い、コース歴代２位のタイム（２時間８分41秒）をたたき出して優勝。１６年連続２１回目の全国大会出場を決めた。「今年は全国トップクラスの力を持つ選手はいないが、『全員駅伝』をテーマに、全国大会でもチーム一体となって持っている力を自然体で出し切っていく」と堀田茂利監督。寺田裕成キャプテンは「各区間で選手それぞれが自分らしい走りができれば、良い結果もついてくるはず」と意気込みを語る。
　登録選手は次の通り。
［３年］寺田裕成▽住中翔▽篠原義裕▽岸川大輝［２年］上田拓▽石川勇次▽中根奨貴［１年］木村勇貴▽松村元輝▽森永貴幸

中村女子高校
　予選では全５区間で他チームに一度も首位を譲ることなく、区間１位を独占。１時間１２分２０秒のタイムで優勝し、２年連続３回目の全国大会行きの切符を手にした。三原昌子監督は「県大会では、流れは良かったがタイムに不満が残る。全国大会というだけで選手は緊張すると思うが、しっかり本来のスタイルを貫き、特に３年生にはこれまでの集大成を見せてほしい」と期待をよせる。また、濱崎佑梨キャプテンは「昨年の全国は出場しただけで終わってしまった。今年は１時間１０分台を目標に、県代表が中村女子で良かったと言われる走りを見せたい」と力強く話す。
　登録選手は次の通り。
［３年］石津舞▽玉木志穂▽林由衣▽濱崎佑梨▽近藤愛［２年］原風花［１年］梅森里紗▽兼重沙羅