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2009年02月21日

コミタク本格運行へ 持続性のある運営が課題

コミタク本格運行へ 持続性のある運営が課題

 持続可能な公共交通づくりのために市が打ち出した指針、市民の移動手段は「地域みんなで創り育てるもの」―。一環として19年度から地域組織が実証運行に取り組むコミュニティタクシーが続々と本格運行に移行している。25日には、小郡・嘉川・宮野・秋穂地域に続く小鯖地域で本格運行が開始。移行後も、サービスと運営体制の充実を図っていく。

 現在、コミタクが走っているのは、20年度から導入された佐山・阿知須を含む7地域。地域組織が事業主体となって運営し、交通弱者の多い地域や交通不便地域の“足”として期待が寄せられている。
 当初、一定の採算めどが立たなければ地域判断で運行断念という条件を設けていた市は、昨年8月に具体的な基準を決定。3年間の猶予期間を設ける一方で、乗車率・収支率ともに30%以上の基準を達成することを条件とした。
 昨年12月末から順次本格運行を始めた4地域では何度もダイヤやルート、使用車両などを改善。存続のため、さまざまな努力や工夫を重ねてきた。その結果、少しずつではあるが着実に乗車率と収支率をのばし、基準を満たしていないのは秋穂地域の乗車率26%と宮野地域の乗車率14%だけとなっている(1月末時点)。25日に本格運行を開始する小鯖地域では乗車率21%・収支率28%と、まだ条件をクリアしていないが、車両をジャンボ車両から中型車に変えるなど、3年以内の達成を目指していく。また、本格運行記念の「六子&べすぱライブ」も3月22日に開催し、その収益を運営費にあてる。
 しかし一方で、全体的に、収入の大半を協賛金に支えられていることも否めない。今後、いかに安定的で持続性の高い収益の仕組みをつくるかという課題も残る。
 市交通政策課は「交通ジャーナリストによると、この乗車率は全国的に見ても良い方だと言われている。当面はこのままの基準でいき、環境の変化次第では変更の可能性もある」と話す。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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