サンデー山口

マンハイム青少年交響楽団が来山
　多くのコンサート、世界各地への演奏旅行、ＣＤ録音などの実績があり、ドイツシンフォニーオーケストラコンクールでは最優秀賞も受賞した「マンハイム青少年交響楽団」が、第九の「母国」ドイツから来山。地元・山口の「第九を歌う会　アン ディ フロイデ」（上田美子代表、ＴＥＬ０８３－９２５－７２３９）とともに、日独親善交流コンサートを、６日（月）に開催する。会場は市民会館大ホールで、午後６時半開場、７時開演。
　

　「アン ディ フロイデ」は、０２年の平川まつりにおける「第九演奏会プロジェクト」をきっかけに、県内唯一の第九専門合唱団として、翌０３年に結成された。現在、県内各地から１２０人が参加しており、毎年の定期演奏会に加え、スペイン・ナバラ州での海外公演や、各種福祉施設での慰問公演など、精力的な活動を続けている。
　今回、同楽団を招くに当たって重要視したのが「地域との交流」だ。きょう午後１１時に来山予定の１１歳から２５歳のメンバー82人は、離山する１０日（金）まで市内にホームステイ。スケジュールに組み込まれた、茶道・華道・書道・折り紙・もちつき・座禅等の日本文化体験、剣道・柔道の見学、中心商店街での食事や買い物、西京高・平川中との交流演奏などを通じ「日本の“心”を感じてほしい」と上田代表。
　チケットは全席自由で、前売りが一般２千円、中学生以下千円。当日券は、それぞれ５００円高くなる。山口情報芸術センター、山口井筒屋、山口十字堂楽器店、三好屋レコード店、県職員会館などで販売中。