サンデー山口

4月28日から開催されていた世界選手権女子シングルスに初出場し、いきなりベスト8入りという偉業を成し遂げた石川佳純選手の母親。娘の活躍を「驚いた。うれしい」と素直に表現する。
　自身も中学生の時から一貫して卓球を続け、結婚を機に一時は引退したものの、復帰後は国体に山口代表で出場。全日本選手権にも夫の公久さんと出場するほどの活躍ぶりを見せた。
　佳純さんが小学1年生で卓球を始めてからは、自分の練習だけでなく佳純さんの指導にも注力。　01年には1階に練習場がある家を建て、山口ジュニアクラブ監督として、日々子どもたちに卓球を教えている。現在、全日本卓球選手権大会13歳以下の部で3位になり、今後が期待される妹の梨良さんも練習中。
　「教室から全国優勝できる子を育てていきたい」と話す。

1963年8月7日、福岡市生まれ。45歳。
福岡大学卒業後、86年4月に福岡日産自動車に就職。実業団で3年間活躍後、結婚。
01年夏に自宅に「石川卓球教室」を開き、山口ジュニアクラブ監督となる。
趣味は卓球観戦。家族の会話はいつも卓球のこと。