サンデー山口

設立メンバーは１０３人
山口市内の経営者および各種法人・団体の代表者が一堂に会することで情報交換や人脈形成につなげ、ビジネスチャンスの拡大や新規事業立ち上げを期待しようという「山口経世白虎会」が新たに設立。１２日、湯田温泉の西の雅常盤で、設立総会並びに第１回交流会が開かれた。

　発足に際し、地場企業経営者、全国企業の山口支店長、行政代表、大学学長ら１０３人が名簿に名を連ね、会長には中野勉山口商工会議所会頭（中野会計事務所代表）が選出。また、副会長には佐々木茂（中電工山口統括支社長）、加屋野洋（山口学芸大学・山口芸術短期大学学長）、山本伸雄（県農業協同組合中央会会長）、河野康志（マルニ社長）の４氏が、監事には藤井英昭さん（山口銀行山口支店長）が選ばれた。
　中野会長は就任にあたり「ほかの用事を差し繰ってでも行きたくなる会を目指す」と所信表明。今後は、１月を除いた奇数月の第２火曜日に、「山口」と「小郡」とで交互に開催する。ただ懇親を深めるだけではなく、講師を招いての勉強会なども実施していく予定だ。
　会の名称は、国家百年の大計を常に念頭に置いて世を治める「経世」、古代中国の考えで西、秋、白、道、金を象徴し、家内安全や商売繁盛を意味する「白虎」からつけた。白狐の湯・湯田温泉にもかけ、「白狐→白虎→商売繁盛」との縁起を担いだネーミングだ。
　年会費は５千円で、出席ごとの交流会費は６千円。入会および問い合わせは事務局の山口商工会議所（ＴＥＬ０８３－９２５－２３００）へ。