サンデー山口

　「“ウィーンの風”を感じるひとときをお楽しみください」
　ヨーロッパの文化や芸術を紹介する「第７回山口国際交流芸術祭『ウィーン・オーストリア特集』」が今月、２回に分けて開かれる。
　まず、１２日（日）午後４時から６時までは、亀山町の山口サビエル記念聖堂で「西洋音楽発祥の地山口～音楽の都ウィーン・オーストリア特集コンサート」。０５年から同コンサートを指揮・指導している清水宏之さんをはじめ、寺岡恵美さん（オルガン）や小野隆洋さん（トロンボーン）、山口大学管弦楽団、公募で編成された同芸術祭合唱団など総勢約１００人が出演。モーツァルトやＪ・シュトラウスなど、ウィーンにゆかりのある作曲家の曲を披露する。普段なかなか聞くことのできないパイプオルガンの音色にも注目だ。前売り一般１３００円、大学生以下千円。当日券は各２００円増し。
　２５日（土）と２６日（日）は大手町の県教育会館で、長編オペレッタ映画「ヨハン・シュトラウス２世喜歌劇『こうもり』」の上映会が開かれる。「ＤＶＤも発売されておらず、日本での映画上映は十数年ぶり。ウィーンを代表する喜歌劇を、ウィーンの一流の演奏者で映画化したすばらしい作品」と主催の同実行委。時間は25日が午後２時半と７時から、26日が午前10時と午後２時から。前売り一般２千円、大学生以下１８００円。当日券は各２００円増し。チケットに関する問い合わせは、実行委事務局（ＴＥＬ０８３－９０２－７１００）へ。