サンデー山口

「小さな親切」運動山口支部は、11日に推進大会を開催し、親切行為実行者（個人39人・3団体）への表彰や記念講演などを行い、広く活動の周知と参加を呼びかけた。
　この運動は1963年に東京大学の卒業式で、当時の茅誠司学長が「小さな親切を勇気をもってやってほしい。それがやがては日本の社会の隅々まで埋めつくすであろう親切というなだれの芽としていただきたい」と、卒業生に贈った言葉がきっかけとなりスタート。山口支部はその3年後に発足し、これまで田村幸志郎氏が43年間務めてきた支部長職を今年6月に原氏が引き継いだ。
　「小さな親切は、日常にたくさんある誰にでもできること。見て見ぬふりをするのではなく、ほんの少し勇気を出し合えばもっと住みよい社会になる。今後はもっと大学や企業とも連携して輪を広げていきたい」

山口県・山口市社会福祉協議会長を兼任。
1938年12月、阿東町生まれ。
趣味の日曜大工は、レンガのピザ窯を造るほど。気が向いた時に、自家栽培の野菜をトッピングし、ソースまですべて手作りのピザを焼く。