サンデー山口

　６日から８日にかけて神奈川県相模原市で開かれた「第４回若年者ものづくり競技大会」において、山口県代表の一人として参加した尾中和也さん（２０、山口インフォメーション・カレッジ）が、情報技術職種で第１位にあたる厚生労働大臣賞を受賞した。同大会における本県選手の入賞は今回が初めて。
　全国から２７１人の若者が集い、１４職種でものづくりの技能レベルを競い合う大会。尾中さんを含め１４人が参加した情報技術職種は、エクセル・ワード・アクセス・パワーポイントのオフィス系ソフトを使い、課題資料をいかに早く正確に作成できるかを競うもの。特に今大会は世界大会向けの難易度の高い課題で、「学校では別分野の言語系を中心に学んでいるので、正直入賞は厳しいと思っていた。応用を利かせてがんばった結果、厚生労働大臣賞がもらえたことは素直にうれしいし、自信につながった」と喜びを語る。