サンデー山口

山口とモンゴルとの交流の架け橋として活動する「マンダフ～ナランの会」（前田ハンダ代表）は8月初旬にスタディーツアーでモンゴル国立小児癌センターを訪れ、移動式点滴スタンド3台とサンデー山口紙を通じて募った緑茶を寄贈した。「紙面を見たと多くの人から心温まるご協力があり、おかげさまで大型段ボール2箱分の緑茶を届けることができ、モンゴルの子どもたちもたいへん喜んでいました。ありがとうございました」と感謝する。滞在中には、モンゴルの厚生大臣と環境大臣を表敬する一席が設けられるなど、現地での活動の幅に広がりを見せている。
　「日本とモンゴルはまだ“近くても遠い”存在だが、まずはお互いの良いところを知っていくことから交流は始まる。若い世代と協力し、医療・教育支援にもさらに力を入れていきたい」

1931年7月生まれ、78歳。
向陽会・阿知須同仁病院 理事長
兼、県病院協会顧問
マンダフ～ナランとはモンゴル語で「朝日」。