サンデー山口

今後、各分野で交流促進
　１６日、山口市と韓国慶尚南道の政治・行政・産業・文化の中心都市、昌原市との姉妹都市締結調印式が昌原市役所で行われ、渡辺純忠市長ほか関係者１０人が出席。お互いの友好を確かめ合った。山口市の姉妹・友好都市はこれで五つ目。
　経済・文化の連携を図ることで、より効果的なまちづくりを進めようと市が推進している東アジア地域との都市間交流の一環。昌原市とは０７年５月に県を通して交流を始めたいという意向を受けたことから、交流がスタート。同年１０月に吉田正治副市長が朴完洙市長を表敬訪問して以降、両市長がお互いの都市を訪問するなど、交流を深めてきた。
　調印式では、朴市長が「これまでの交流の成果が実ってうれしい」と話し、渡辺市長は「これを契機にいろいろな分野で交流を深めていきたい」と応えた。
　市国際交流室は「昌原市は環境と生涯学習分野で先進的な取り組みをしている都市。学術的な面をはじめ、さまざまな面でお互いに参考になることは多い。今後、姉妹都市になることでもっと同市について知ってもらい、市民主体の交流も展開していければ」と話している。