サンデー山口

　「手作りの大切さや母の味、みんなで食べることの楽しさといった“子どもたちの心の食育”も考えた活動をしていきたい」。市内在住の食育指導士で、実際に母親でもある３人が中心となって、このほど「やまぐち食育くらぶ」が発足した。
　会の代表を務めるのは、ケーブルテレビや山口ブログポータルサイト「それっｃｈａ！」でもおなじみ「うっきー」こと西本葉子さん。食育指導士、食生活アドバイザーとしてこれまで幼稚園や子育てサークルなどで子ども向けに大型紙芝居、親向けに講演や調理実習を実施して食育を推進してきた。そしてこの活動を継続的でより地域に根ざしたものにしていきたいと、会の立ち上げを決意。「子どもの食育で一番大事なことは『食事を楽しむこと』。親の愛情がこもった手作り料理の並ぶ食卓でいつも楽しく食事をした、という思い出は子どもたちの健全な発育、心の栄養につながる」と思いを語る。
　会員は現在、子育て中の母親を中心に約20人いる。今後、調理実習や講演活動のほか、子どもが食べることを楽しめるイベントなどを企画していく。また、会の活動内容やレシピ、食育の知恵などを掲載した小冊子も発行予定だ。
　活動の詳細はそれっｃｈａ！ブログ内「うっきーのおさんぽ日記」
（http://ukkycom.soreccha.jp/）に掲載される。問い合わせ先は西本さん（ＴＥＬ０９０－７５４４－００７５）。