サンデー山口

山口お宝展実行委員会は、大内弘世が都を恋しがる姫の寂しさをぬぐおうと、御殿の一室を人形（大内人形）で飾ったというエピソードに着目。歴史探訪イベントというだけでなく、若いカップルや熟年夫婦に向けて?愛妻家のお殿様が築いた、愛と思いやりのあふれる街・山口を大切な人と巡る?という新しいコンセプトの観光ＰＲにも力を入れている。「テーマの『愛、あったまる』には、大切な人との愛を深めてもらいたいとの思いと、温泉にゆったりつかって心も体も温まるという意味をかけた。車で目的地へと直行するのではなく、二人手をつないでぶらぶら街歩きをしながら、地域の人とふれあい、街全体の良さを見て、感じてほしい」と話す。湯田温泉宿泊での6大特典や片道100円バスチケットの販売などで、県外からの観光客増にも取り組む。

プロフィル
1957（昭和32）年10月、山口市生まれ。ホテルかめ福社長。趣味はボウリング、ゴルフ、野球観戦。湯田温泉を、そして山口市を魅力あふれる観光地にするため、多方面で活躍する。