サンデー山口

　２０１１年の山口国体に向けて県水泳連盟が０７年に発足させた「山口水球クラブ」の中学生チームが、２６日（金）から３０日（火）まで千葉県で開催される全国大会「第３２回全国ＪＯＣジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」水球競技に、初出場する。
　水球は、１チーム７人ずつのプレーヤーが、プール内で泳ぎながら相手のゴールの中にボールを投げ込む“プールで行うハンドボール”のようなゲーム。同クラブは中国大会で、持ち前の泳力とゲームセンスを武器に、ライバルの広島に勝利。５チーム中、岡山に次ぐ２位になり、全国大会への出場を果たした。
　昨年の４月から監督を務めている木村真弥さん（２３）は「１１人のうち６人が中学３年生ということもあり、横のつながりが強く、後輩を引っ張って一丸となれるチーム」と評価。キャプテンの藤元涼太くん（１５）は「夏季大会ではベスト４に入った相手と延長戦の末に負けて、１勝もできなかった。今回は絶対に１勝したい。そして、できれば予選を突破したい」と意気込んでいる。