サンデー山口

このほど、新しく市薬剤師会の会長に就任した。任期は2年間。
　これまでも力を入れてきた「くすりの手帳」利用の普及と定着についてさらに尽力し、万が一の事故を未然に防ぐとともに、病院との連携・薬剤師同士の連携を強化し、薬の持つ特性や正しい服用方法など医薬指導を徹底していく。
　また、来年開催の「山口国体」に備え、選手が薬に関する知識のないまま禁止物質入りの市販薬やドリンク剤を飲んでしまい、陽性反応が出てしまう“うっかりドーピング”を回避するため、スポーツ・ファーマシスト（ドーピング防止活動に従事する薬剤師）としての勉強会を開き、専門知識も培っていく。
　「病院で処方を受けた時だけでなく、体調や症状の変化について気軽に質問ができる、市民にとってより身近な健康の相談相手でありたい」

1974年12月11日、山口市大殿生まれ。
大学卒業後、6年間東京のドラッグストアで勤務しながら「漢方」についても学び、4年ほど前に帰山して、現在は山一薬局立小路店で薬剤師を務める。
最近ハマっているのは「幕末の歴史もの」。