サンデー山口

「社会には、年金や税をはじめ、知らないと損をする仕組みがいっぱい。経験と女性ならではの視点を生かして、人生の資金計画を立てることが『おもしろい！』と思ってもらえるよう、活動していきたい」　
　ファイナンシャルプランナー（ＦＰ）とは収入や支出、保険、投資、税金などのデータを元に、その人に合った資産設計を行う専門家。山口県ではまだあまり周知されていないが、今後、一般向けの無料相談会やＦＰのためのセミナーを充実させると同時に、行政とのかかわりを深め、市民の身近な存在になれるよう努めていく。
　「不安を除くには、リスクを先読みして対処していく事が肝要。特に、これからの人生設計が大事になってくる若い人たちに関心を持ってもらい、さまざまな仕組みを学んでもらえれば」

1950年7月生まれ、59歳。
企業で経理を18年間務める。
「数字や経理が大好き」という思いが高じて48歳の時に一念発起し、50歳でファイナンシャルプランナーの資格を取得した。現在は、防府市消費生活センターの相談員、県金融広報アドバイザーとして、多彩に活躍中。