サンデー山口

中央高フィルハーモニー管弦楽団

　昨年「全国学校合奏コンクール」で３度目の会長奨励賞（４位）に輝いた、山口中央高校フィルハーモニー管弦楽団の第12回定期演奏会が、５月３日（月・祝）午後１時半から、市民会館で開かれる。同団の演奏は「高校生でここまで!?」と驚かれるほど本格的。ＧＷにある恒例の定期演奏会は、市内でオーケストラの生演奏を聴くことのできるめったにない機会でもあり、毎年通う熱心なファンも多いという。
　曲目は「ピータールー序曲」、「歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲」、ＯＢ・ＯＧも交えた「喜歌劇『こうもり』序曲」と続く。また、東京音大を０９年に首席卒業、昨秋には第78回日本音楽コンクールトランペット部門で２位になった宮本弦がゲスト出演し「アルチュニアン　トランペット協奏曲」を披露。そしてメーンは「交響曲第５番ｏｐ．６４」。メロディーメーカー・チャイコフスキーのロマンチックな曲を、表情豊かに演奏する。
　この会は、生徒たちの「手作り」で運営されている。実行委員長の同校３年、小宮明日香さん（１７）は「ご支援いただいている地域のみなさまへの感謝の気持ちも込めて演奏したい」と話す。入場には５００円の整理券（中学生以上）が必要。市民会館、ＹＣＡＭ、山口十字堂、同校などで購入できる。問い合わせは、同校の実近さんか西村さん（ＴＥＬ０８３－９２２－００３２）へ。