サンデー山口

美味しく自然に癒やされる日帰りバスツアー参加者募

　医学的・科学的に癒やしの効果が検証され、市内外から多くの人が散策などに訪れる「森林セラピー基地」を始め、市内屈指の自然エリアを有する徳地。ここでの自然体験はもちろん、さらに地元の味覚を味わい、徳地の魅力を五感で目いっぱい楽しめる日帰りバスツアー「森と水　癒やしのとくぢ」が７月１０日（土）に実施される。
　午前１０時に大原湖キャンプ場に集合してツアーの説明を受けた後、愛鳥林から出発。森の案内人と、夏の香りがする森林セラピー基地を散策する。昼食では癒やしの森弁当とともに、地元で採れるカワラケツメイ茶も飲める。午後からは、大原湖で森林インストラクターの指導によるカヌー体験（雨天時は県内最古の木造建築・月輪寺薬師堂を見学）。穏やかな水面からのロケーションを楽しむ。
　たっぷりと自然に触れた後は、あさむらいちご園で、この時期にしかできないブルーべリー摘みを体験。続いて新谷酒造で酒蔵を見学し、友景旅館に移動してから、地酒と徳地和牛で作る「酒しゃぶ」の夕食を堪能する。午後７時１５分解散。
　「森林が培った水が湖に流れ、その水で農作物が育てられ、美味しい地酒も造られる。今回の旅では水がつなぎ、水が作る徳地の魅力を満喫してもらいたい」と主催の市林業振興課は参加を呼びかけている。対象は20歳以上で、定員１２人。料金は食事代込みで１人７５００円。申し込みはエヌティーエー旅行（ＴＥＬ０８３－９７４－００５５）へ。７月２日（金）締め切り。