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2010年08月25日

「次の世代に伝えたい文化」

「次の世代に伝えたい文化」

伝統文化ポーラ賞・優秀賞に萩焼作家・大和保男さん

 日本の風土に培われてきた貴重な伝統文化は、時代から時代へ、人から人へ、と脈々と受け継がれてきた。このような無形の伝統を支えてきた人々を、伝統工芸技術、伝統芸能、民俗芸能・行事などの各分野で見いだし、更なる業績の向上を奨励したい-。「次の世代に伝えたい文化があります」と、伝統文化の伝承・振興に永年努力精進して優れた業績を残し、今後もより一層の活躍が期待される個人や団体を顕彰する、本年度で30回を迎える「伝統文化ポーラ賞」の「優秀賞」を、県指定無形文化財萩焼保持者の大和保男さんが受賞した。この賞は、財団法人ポーラ伝統文化振興財団(79年設立)によるもので、81年に創設された。昨年には「瀬戸黒・志野・黄瀬戸の制作・伝承」が評価された加藤孝造氏が受賞。同氏は、受賞直後に人間国宝にも認定された。
 大和さんは、表現技法「炎箔」を確立した点や、萩焼としては前人未踏の幅27?、高さ3メートルもの「陶壁」の大壁面を県立美術館に完成させ、萩焼の持つ可能性を開花させた点、県立大学で非常勤講師を務め若手の指導、育成にも力を注いでいる点などが評価された。表彰式は、10月21日に東京都である。
 「陶芸家の中では有名な賞で、いつかは自分もという思いがあったが、まさかこんなに早く受賞できるとは思っていなかった。もがき苦しみながらも、伝統の中に新しいものを見いだそうとしてきたこれまでの足跡が評価されただけでなく、これから生み出す作品への期待も込められたこの賞が頂けることに大変感激している」と喜びを語る大和さん。「約60年間陶芸活動を続けているが、まだまだ自分の作品に満足はしていない。あと30年続けるぐらいの気持ちで、さらに完成度の高い作品を造り続けたい」とあくなき探求心を燃やしている。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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