サンデー山口

「森の案内人」養成講座開催

　年間、約２千～３千人が訪れる徳地の「森林セラピー基地」。その来訪者に、道案内や森林・健康増進・郷土史などの説明を行う「森の案内人」になることができる養成講座が開講される。
　徳地の滑国有林から長者ヶ原一帯の３７００ヘクタールは、林野庁などが認定する「森林セラピー基地」に中国地方で最も早く、０６（平成１８）年４月に認定された。翌年４月グランドオープンし、エリア内の「森林セラピーロード」では、自然や森林の癒し効果を体感することができる。
　近年の健康志向もあり、同基地を訪れる人が増加。現在の６０人では「森の案内人」の不足も予想されるため、新たに養成講座を開講するもの。開講日は、２７日、３月６日、１３日、２０日のいずれも日曜日。時間は午前９時から午後４時ごろまでで、講義と実習からなる。
　主催者は「この講座は自己勉強のためではなく『森の案内人』として来訪者を「もてなす」ことが目的。この人と散策をしてよかったといってもらえる案内人になってほしい」と呼びかける。
　参加は無料で、申し込み、問い合わせは市林業振興課森林セラピー推進担当（ＴＥＬ０８３５－５２－１１２２）へ。締め切りは、２３日（水）。