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2011年08月19日

大内長野の二義少年 300年記念事業続々

大内長野の二義少年 300年記念事業続々

 長野村(現大内長野地区)を悪政から救った二義少年がこの世を去って今年で300年。その功徳を後世に伝えようと活動する二義少年奉賛会は、このほど記念誌「二義少年三百年祭 清介・角左衛門を偲ぶ」を、1千部自費出版した。
 1711(正徳元)年11月26日、長野村の清介(当時21歳)と角左衛門(同19歳)の二人の若者が、萩の大屋で斬首刑に処された。彼らは当時の領主である益田就高の過酷な統治に苦しむ村民の姿を見かね、直接萩の藩府へと悪政を訴えに向かったのだ。藩府は直ちに長野村を直轄領とし、村民は圧政から解放されたが、直訴は藩の御法度で、二義少年は処刑された。
 「今この地にわたしたちがいるのは、二義少年が命を捨ててまで村民を守ってくれたおかげ。彼らの偉業が忘れ去られないように、末永く語り継いでいきたい」と同会会長の杉山昇さん。同誌には、郷土史家の内田伸さんによる事跡の解説や、供養に携わってきた関係者・子孫の思い出などがつづられている。出版費用は全額地元住民などからの寄付金で賄われ、同地区の約500戸に配布もされた。非売品だが、県立、市立、山大、県大などの各図書館で読むことができる。
 さらに同会は、二義少年の碑(長野八幡宮一の鳥居横)の横に、事跡が書かれたアルミ製の説明板を6日に設置。16日には、二人がまつられている阿弥陀堂で毎年恒例の盆踊りを開催した。秋には200回忌の際に大塚古墳の一角に建立された二人の墓の改修工事を、定例の法要は命日の前日にあたる11月25日に実施する。


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Posted by サンデー山口 at 00:00│Comments(0)ニュース
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