サンデー山口

今年で認証38年目を迎えた国際ソロプチミスト山口の会長に、7月1日就任した。吉敷地区で主任児童委員、福祉委員などを歴任し、年齢を重ねるうちに「地域からもう一歩踏み出して世の中に役立ちたい」と00年に入会。奉仕活動に対する思いは人一倍だ。
　11年は「女性と子どもの生活向上」をテーマに、ＤＶ被害者自立支援、ガールスカウト助成、子育て支援などに取り組む。先だって、アメリカの姉妹クラブから東日本大震災の見舞いとして寄せられた、アメリカン・キルティングの手作りベッドカバーを会内でオークション。売り上げを同クラブの義援金に添えて被災地へ送った。
　「社会で頑張っている女性を掘り起こし、ソロプチミストで表彰できればその人に光が当たる。より多くの女性が輝けるように活動していきたい」と意気込む。

45（昭20）年、山口市生まれ。山口中央高校・鶴見大学短期大学部卒。趣味は詩吟、民謡（唄、津軽三味線）などで、合唱クラブ「アンジェ」にも所属。また、玄済寺の責任役員として、寺の運営にも日々奔走している。